ウクライナの支援物資配布拠点にロシア軍の空爆 州当局は31人死亡、58人不明と発表

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ウクライナ南東部ザポリージャ州コミシュワハで2026年11月2日(現地時間)、人道支援物資の配布拠点だった学校と近くの避難所がロシア軍の空爆を受けた。州当局は3日夜、31人の死亡と5人の負傷、58人の行方不明を発表。一方、ゼレンスキー大統領は同日、死者33人と説明した。国連人権監視団は正確な民間人死傷者数の確認を進めている。

支援物資の配布拠点と避難所が被弾、救助隊員らも死亡

ロイター配信記事によると、ゼレンスキー大統領は、学校では授業が行われておらず、建物は避難所と毎週月曜日の人道支援物資配布に使われていたと説明した。国連人権監視団によると、2日の配布予定は前日に公表されており、午前10時から正午まで学校で実施されることになっていた。

国連のウクライナ人道調整官は3日の声明で、支援物資の配布に使われていた学校と近くの避難所が被弾したと報告した。さらに、最初の攻撃を受けて現場に駆け付けた救助隊員と警察官が後続の攻撃に巻き込まれ、救助隊員2人と警察官4人が死亡したと説明している。

州軍政のミハイロ・セミキン長官代行は3日夜、死者31人のうち20人の身元確認が終わっておらず、5人が負傷、58人が行方不明になっていると発表した。一方、ゼレンスキー大統領は同日、ドイツでの記者会見で33人が死亡したと述べており、発表された死亡者数には違いがある。

国連人権監視団は、攻撃後の写真や動画を分析し、破壊状況は強力な航空爆弾の使用と整合すると説明した。監視団は、支援物資の配布場所と日時が広く公表されていたことにも言及し、国際人道法の基本原則に違反した可能性を指摘している。ただし、民間人の正確な死傷者数については独自の確認作業を続けている。

ロシア側は軍部隊を標的にしたと説明している。ロイターによると、ロシア国防省は3日、コミシュワハと州内の他の2集落周辺にいるウクライナ軍部隊を攻撃対象としたと発表した。

行方不明者の捜索は続いているが、現場周辺ではドローン攻撃の脅威が続いている。セミキン長官代行によると、救助隊は安全上の理由から作業の中断を繰り返しており、瓦礫の撤去と行方不明者の捜索が難航している。

参考・出典

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