AIエージェント群がAlibaba「Amap」から行動データ取得を試行 213施設の入口別データを探索

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※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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AIエージェント群が、Alibabaの地図サービスAmapから、施設利用者がどの入口を選ぶかという行動データを大量に自動収集しようとしていたことが分かった。通常の経路検索とは異なる情報を狙った処理で、研究者は10月4日だけで213施設への1,810件の照会を確認した。目的や運営主体は分かっておらず、不正取得や攻撃だったかも現時点では確認されていない。

入口別の利用割合を照会、公開記録から活動を分析

調査の手掛かりは、ウェブサイトを読み込むスキャンサービス「urlquery」に残された公開記録だった。Swarmchasersによると、照会対象は公園、博物館、動物園、病院などで、利用者がどの入口へナビゲーションするかの割合を取得しようとしていた。

研究者の集計では、10月4日にAmap関連のスキャン報告が1,810件あり、対象施設は213か所だった。改訂後の分析では通常4〜8本、最大14本の実行が重なっていた。ただし、厳密な同時実行は少なく、少数の高速なエージェントでも説明できるとしており、直接識別したエージェント数ではない。

入口別の割合を実際に読み出せたことが確認されたのは2件だった。一方、HTTPの成功応答にはCAPTCHAページも含まれるため、通信上の成功をそのままデータ取得成功とは扱えない。

Swarmchasersは、受信箱の読み戻しや共有通信経路、同期した変更など、エージェント間の通信を示す証拠を確認していない。このため、相互に連携する「スウォーム」ではなく、同種の処理を並列に行う「エージェントフリート」と位置付けている。

通信記録では、香港のTencent Cloudと「hysandbox-ats」というプロキシ名が確認された。研究者はTencent Hyとの関連も推定しているが、Tencent Cloudは外部顧客も利用でき、特定のモデルや運営主体を確定する証拠ではない。TBIJによると、TencentとAlibabaは10月5日付記事の掲載時点でコメント要請に回答していなかった。

更新報告では、スキャンは10月5日午前4時11分(UTC)を最後に一時途絶え、同日正午(UTC)に再開した。10月6日にも活動が観測されている。Swarmchasersは完全な報告を後日公表するとしている。

参考・出典

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