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世界の半導体市場が「AI需要で伸びる」という段階を越え、売上の主役そのものがAI向けに置き換わりつつある。米国の市場調査会社Gartnerが2026年1月12日(米国時間)に公表した2025年の世界半導体売上高(速報値)は7934億4900万米ドルで、前年比21%増と過去最高を更新した。
NVIDIAの独走が鮮明 AI半導体が市場の伸びを吸収
伸びの中心にいるのはNVIDIAだ。Gartnerによれば同社の2025年半導体売上高は1257億300万米ドル(63.9%増)に達し、半導体売上高で1000億米ドルを初めて超えたベンダーとなった。首位の売上が市場全体の成長の相当部分を押し上げる構図で、競争軸が「製品ラインの広さ」から「AI計算資源の供給力」へ寄っていることを示す。
2位はSamsung Electronicsで725億4400万米ドル(10.4%増)。3位にはSK hynixが606億4000万米ドル(37.2%増)で浮上した。高帯域幅メモリ(HBM)などAIサーバー向けメモリが伸び、メモリ市況の回復とAI投資が同時に追い風になった格好だ。つまり、GPUなどの演算だけでなく「メモリと周辺部材」まで含めたAI半導体一式が市場を牽引している。
トップ10でIntelのみ減収 再編は当面続く見通し
トップ10のうち減収だったのは4位のIntelだけで、2025年売上は478億8300万米ドル(3.9%減)だった。5位Micron Technology(50.2%増)や7位Broadcom(23.3%増)、8位AMD(34.6%増)などは2桁成長となり、データセンター投資の裾野が広いことがうかがえる。一方でIntelの苦戦は、AI時代における製品競争力と供給体制の差が売上に直結しやすい現実を映す。
GartnerはAI関連半導体の規模拡大を示唆しており、先端パッケージングやHBM、製造委託(ファウンドリー)能力の確保が各社の成長余地を左右しそうだ。短期的には需給の逼迫が価格や調達リスクを押し上げる可能性があり、企業側は「どの計算資源を、どのサプライチェーンで確保するか」という調達戦略そのものが競争力になっていく。
