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成田空港の貨物エリアで、上屋間の荷物運びを運転手なしでこなす自動搬送が動き出した。ANAカーゴは2月19日、特定条件下で車両が運転操作を担う自動運転「レベル4」の搬送サービスを導入したと発表した。フォークリフトで続けてきた横持ち作業を置き換え、省人化と作業の安定につなげる狙いだ。
上屋間フォークリフト搬送 無人化
ANAカーゴの発表によると、成田空港の貨物上屋「ANA Cargo Base+」で、第7貨物ビルと第8貨物ビルの間の搬送に、サブスクリプション型の自動搬送サービス「eve auto ReFine」を導入し、2月19日から実運用を始めた。芙蓉総合リースとeve autonomyが共同で提供する仕組みで、空港の制限区域外にある施設間の搬送を担う。
レベル4は、あらかじめ定めた条件下ではシステムが運転タスクを引き受け、運転手が乗らない運用を想定する区分である。ANAカーゴは、2025年8月に1か月の実証を行い、1時間あたり最大24スキッド相当の搬送が可能で、日々の作業で省人効果が見込めると確認したという。
国内空港のエアライン貨物上屋で、レベル4の貨物自動搬送を本格導入するのは国内初としている。まず成田に1台を入れ、需要に応じた増車や羽田への展開も検討する。
空港物流自動化 周辺で広がる動き
空港では、地上作業の人手不足が長く課題となってきた。JALの発表では、羽田と成田で手荷物や貨物をけん引するトーイングトラクターのレベル4運用も始まり、制限区域内でも無人化の適用範囲が広がっている。
一方で今回の取り組みは、旅客機周辺の複雑な動線とは別に、貨物施設の内外をつなぐ「横持ち」を狙い撃ちした点に特徴がある。航空専門誌AIRLINE webは、ANAが第8貨物ビルの供用開始に合わせて拠点を集約し、取り扱い能力の拡充を進めた経緯も伝えており、設備更新と自動化を同時に進めやすい環境が整ってきた。
無人化が現場に根づくかどうかは、車両の性能だけで決まらない。走行ルートの設計、異常時の停止や復旧の手順、周辺作業とのすみ分けを運用として磨き込み、誰がどこまで責任を持つかを明確にする必要がある。空港物流は同じ敷地内でも事業者が多く、共通ルールと安全管理の型を作れるかが次の焦点になる。
