米Apple、AIスマートグラスと装着型ピン、カメラ搭載AirPods開発を加速

AIを「身にまとう」時代へ Appleが新型3製品の開発加速

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生成AIを「身につけて使う」端末競争が、新たな局面に入った。米ブルームバーグは米国時間17日(日本時間18日)、AppleがAIウェアラブル3製品の開発を加速させていると報じた。計画の柱は、AIスマートグラス、装着型のAIピン、カメラ搭載AirPodsだという。

AIスマートグラスとAIピン Siri視覚化構想

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によると、3製品はいずれもカメラを備え、iPhoneと連携して周囲の状況を手がかりにSiriが動く設計を目指す。端末側に「視覚情報」を渡し、音声だけでは難しい場面理解や指示の実行につなげる狙いだ。

AIスマートグラスは、レンズに表示機能を載せない一方で、マイクやスピーカー、撮影用の高解像度カメラなどを搭載する方向とされる。量産に向けた動きは早ければ12月にも始まり、発売は2027年が視野に入るという。

もう一つの柱が、AirTagほどの大きさを想定したペンダント型の「AIピン」だ。クリップ留めや首掛けなどの装着を念頭に、マイクとカメラでiPhoneの「目と耳」を補う発想とされる。単体で完結する端末というより、処理の多くをiPhone側に寄せる構成が有力だ。

カメラ搭載AirPods 年内投入観測

カメラ搭載AirPodsも開発中で、他の2製品より市場投入が近いとの見立てもある。報道では、ここでのカメラは写真撮影というより、周囲の認識に使う「入力」として位置づけられている。

背景には、MetaのRay-Ban型スマートグラスなど、カメラとAIを組み合わせた日常端末が先に広がり始めた事情がある。Appleとしては、iPhone中心の体験を崩さずに、視覚情報を取り込む“次の入口”を複数ルートで探る構図だ。

カメラ付きウェアラブルが広がるには、電池の持ちと発熱、常時装着の負担に加え、撮影への警戒感を下げる設計が欠かせない。端末側でどこまで処理して外部送信を減らすか、誤作動をどう抑えるか、周囲への表示や合図をどう整えるかが、普及の条件を決める。

参考・出典

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