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シドニー東部のボンダイビーチで2025年12月14日夕方、日本時間同日午後に銃撃が起きた。NSW州警察は15日朝の集計として、被害者15人と容疑者1人の計16人が死亡、約40人が負傷したと発表した。容疑者のうち1人は拘束されている。
海辺のイベントが標的に、救急対応は長時間化
現場は海沿いの公園周辺で、当日はユダヤ教の祭りハヌカに合わせた催しが開かれていたと豪メディアは伝える。発砲後、周辺は避難と封鎖が続き、救急隊が多数投入された。負傷者の搬送先は複数の病院に分散し、治療の優先順位付けが迫られた。
当初は死者12人、負傷29人といった数字も報じられたが、その後の確認で死者は16人に増えた。負傷者には警察官も含まれ、拘束された容疑者も治療を受けながら警察の監視下に置かれている。捜査当局は現場周辺の映像や目撃情報の提供を呼びかけている。
父子とされる2人、テロ捜査が広げる警戒
警察によれば、関与した2人は親子で、父親とされる50歳は現場で死亡した。24歳の息子とされる男は拘束され、事件はテロとして捜査されている。報道では、周辺で不審物が見つかり、爆発物処理の専門部隊が確認作業にあたったという。
波紋は州境を越え、首都圏キャンベラの警察も追悼を表明し、礼拝施設などへの警戒強化を進めるとした。豪情報機関ASIOは2024年にテロ脅威レベルを「Probable」に引き上げ、今後12か月に国内で攻撃や計画が起きる可能性が50%超だと説明している。分断が深まる時代に、地域の安心をどう守るかが改めて問われる。
