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中国の住宅市場で、年初に見えた持ち直しの気配が鈍った。民間調査によると、2月の全国100都市の新築住宅の平均販売価格は前月から0.04%下げ、1月の0.18%上昇から下落に転じた。下げ幅は2022年12月以来の大きさとなり、政策支援が続く中でも買い手の慎重姿勢が崩れにくい実情がにじむ。
新築価格指数 100都市で下落転換
ロイターによると、中国指数研究院が3月1日にまとめた調査で、2月の新築住宅価格は前月比で小幅安となった。高級物件の投入が指数を押し上げた1月とは逆に、2月は春節連休を挟む時期要因もあり、需給の弱さが出やすかったとみられる。
中国では不動産の不振が長引き、家計の資産効果を通じて消費にも影響してきた。開発会社の資金繰り難が表面化した21年以降、各地で購入規制の緩和や頭金比率の引き下げなど、下支え策が重ねられている。
また、公式統計では国家統計局が70都市の住宅価格を毎月公表しており、2月分は3月16日に出る予定だ。民間調査の弱さが公式統計にも波及するかが次の焦点となる。
政策支援の限界 需要回復の壁
ロイターは、上海が直近で住宅購入の制約を緩める措置を打ち出したとも伝えている。需要の呼び水として期待される一方、金利や規制だけでは買い替えや新規購入の心理が戻りにくいとの見方もある。
同社によれば、マッコーリーのラリー・フー氏は、こうした施策は短期の押し上げ要因になり得るが、広い意味での下方局面を反転させるには力不足だとの認識を示した。市場の底入れには、供給調整の進み具合や、家計が将来の所得と資産をどう見通すかが結局は効いてくる。
不動産の調整が長引けば、地方財政や雇用、金融機関の与信にも負荷が残る。需要の先食いに頼らず、在庫の圧縮と未完成物件の引き渡しを進め、買い手が価格と品質を納得できる取引環境を整えることが、回復の速さを決める条件になる。
参考・出典
- China's new home prices fall at fastest pace in over 3 years in February, survey shows (Reuters via Investing.com)
- China new home prices rise in January as government signals support, private survey says (Reuters via Investing.com)
- Major cities see improved realty metrics – Chinadaily.com.cn
- Home Prices in Major Chinese Cities Fell in December — Update | MarketScreener
