英国ヒーリー国防相 米富豪エプスタイン捜査記録を再精査指示

英軍基地にエプスタイン氏の影 国防省が民間ジェットの着陸記録を調査

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英軍基地への民間ジェット着陸記録が、米富豪ジェフリー・エプスタイン氏の性的人身売買事件をめぐる捜査と結びつく可能性が出てきた。Sky Newsによると、ヒーリー国防相は26日夜(日本時間27日朝)、国防省が保有する過去の関連記録を幅広く洗い直すよう求めた。

英空軍基地着陸記録 マーハムとノースオルト

ニューズウィーク日本版は、エプスタイン氏のプライベートジェットが英軍基地に着陸した痕跡が見つかったとして、国防省が関連情報の有無を確かめていると伝えた。文書上は、イングランド東部のマーハム空軍基地や、ロンドン近郊のノースオルト基地に着陸した可能性があるという。

ノースオルト基地は、私用機の離着陸でも使われる例がある一方、マーハム基地は一般的ではないとの見方も出ている。国防省は、民間警察の捜査に全面協力する考えを示している。

英警察捜査拡大 空港ルートと記録保全

基地の記録点検は、英国内に入った便の実態把握とも連動する。ガーディアンは、スタンステッド空港が俎上に載っていると報じ、ITVはバーミンガム空港をめぐり地元警察が情報を精査していると伝えた。いずれも、米司法省が昨年12月に大量の関連資料を公表した流れを受けた動きとされる。

一方で、Sky Newsは、基地の飛行ログは保存期間が短い場合があり、予約や調整に関する省内メールなど別種の記録から手がかりを探す局面になる可能性があると報じた。英側がどこまで具体的な搭乗者情報に迫れるかが、今後の焦点になる。

基地の利用実態をめぐる論点は、捜査協力だけでなく、行政が残すべき記録の範囲と保全期間をどう設計するかにも及ぶ。公的施設が関与し得る事案ほど、後日の検証に耐える記録管理が欠かせない。英当局は、被害者保護と捜査上の必要性を両立させながら、説明責任を果たす仕組みの見直しを迫られる。

参考・出典

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