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ロイターは2026年10月4日、エチオピア北部ティグレ州の州都メケレを政府軍と政府側民兵が掌握したと報じた。TPLFはメケレからの撤退を表明し、TPLF側の州政府機能を一時的に市外へ移す方針も示した。AP通信も政府側勢力の市内進入を報じている。
州都から撤退、州政府機能は一時移転へ
ロイターが伝えたTPLFの声明によると、TPLFはメケレから撤退し、州政府機能を一時的に別の場所へ移すとした。一方、政府側民兵のティグレ平和部隊はFacebookでメケレを掌握したと表明。人道支援関係者と住民も、同市が政府軍と政府側勢力の支配下にあるとロイターに語った。
市中心部に先に入ったとされるのは政府側民兵だ。民兵に近い関係者によると、ティグレ平和部隊は10月3日午後(現地時間)に中心部へ進入し、その後、エチオピア軍が続いた。掌握が報じられた4日より前日の出来事となる。
ロイターは、TPLF側が9月23日に大規模な攻勢を開始し、政府軍側がティグレ州へ反撃したと伝えている。AP通信によると、連邦軍はメケレのアルラ・アバ・ネガ空港も再掌握したと住民らが証言した。ただし、空港が政府側へ移った正確な時点や、その際に戦闘があったかは分かっていない。
今回の戦闘は、2020~2022年の内戦を終結させたプレトリア和平合意後で最大規模の衝突となっており、和平体制の崩壊と周辺国を巻き込む地域紛争への拡大が懸念されている。
空港占拠後、エチオピア航空はメケレ、アクスム、シレへの便を停止した。通信網の障害により現地情報の確認が難しい状態も続いている。10月5日付の続報でも政府軍と政府側勢力によるメケレ掌握が報じられているが、戦闘の終結は確認されていない。
参考・出典
- エチオピア軍、北部州都を掌握 反政府勢力は撤退表明(共同通信)|熊本日日新聞社
- Government forces seize capital of Ethiopia’s Tigray region from rebels By Reuters
- Government forces seize capital of Ethiopia’s Tigray region from rebels | MarketScreener Canada
- Ethiopia government forces retake airport in Tigray’s capital, sources say
- Mekelle airport back under Ethiopian military control, Tigray residents say | AP News
- Ethiopia’s government retakes Mekelle after opposition fighters withdraw from Tigray capital
