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香港の民主派政党として活動を続けてきた「民主党」が、12月14日の特別総会で解散を決めた。出席メンバーの投票は賛成が大勢を占め、主席の羅健熙が手続きに入ると説明した。存続の余地が狭まるなかでの幕引きは、政治の多様性だけでなく、市民が不満や提案を制度へ届ける「回路」の細りを印象づける。
「最後の受け皿」が閉じるとき、市民はどこへ向かうのか
解散決定は、いわば穏健な民主派が担ってきた相談窓口の消失でもある。民主党は1994年に結成され、かつては議会や地域政治で存在感を持ったとされる。だが近年は、街頭の熱気が冷めるのと同時に、表立った政治活動が社会的リスクと結びつきやすい局面が続いた。
今回の総会では、121票のうち117票が解散に賛成し、反対は出なかった。決着の明瞭さは、内部の迷いの少なさというより、選択肢そのものが目減りしてきた現実を映す。市民側から見ると、立場の違いを調整しながら要求を言語化する中間団体が消え、声は小さく散りやすくなるとの懸念が残る。
制度と圧力が細らせた政治参加、解散後に残る手続き
背景として語られるのが、2019年の抗議活動後に強まった統制だ。2020年に香港で国家安全維持法が施行され、民主派の政治家や市民団体への捜査や起訴が相次いだ。Reutersは、解散しなければ深刻な結果を招くといった趣旨の警告が、関係者に伝えられたと報じている。
加えて選挙制度の変更で、反対勢力が制度内で競う余地は狭まった。香港の立法会は90議席のうち20議席のみが直接選挙枠だと、香港の選挙当局は説明している。党側は今後、清算人を立てて整理に進み、作業はおおむね1年程度を見込むという。政党が消えた後も、政治参加の受け皿をどこに置くのかという問いだけが、街に残り続ける。
参考・出典
- Hong Kong’s last opposition party votes to disband under China pressure (Reuters, Dec 14, 2025)
- Hong Kong’s biggest pro-democracy party votes to disband after more than 30 years of activism
- Democratic Party disbands after 31 years – RTHK
- 2021 Legislative Council General Election – Election Brief
- Hong Kong’s last major opposition party disbands amid Chinese pressure
