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ホンダの航空機事業子会社ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、初期型「HondaJet」および「HondaJet APMG (Advanced Performance Modification Group)」のオーナー・運航者向けに、既存機の性能を引き上げる改修パッケージ「APMG S」を2025年12月に発売した。現地時間2025年12月18日に発表し、米国では提供を始めた。
「買い替え」以外の近道、運航面の効き方は
APMG Sは、後発モデル(HondaJet Elite Sなど)で導入された技術を、既存機に取り込む“後付け”の選択肢だ。中核はアビオニクス(航空電子機器)のソフト・ハード更新で、処理速度を高め将来の機能追加にも備える設計とされる。運航現場では、計器の反応や更新性が使い勝手に直結する。
装備面ではASAS (Advanced Steering Augmentation System)を追加し、地上走行時の方向保持や操縦の正確さ、横風下の運用余裕を広げる狙いが示された。最大離陸重量(MTOW)も従来比で300ポンド(約136kg)増えるとしており、搭乗者や手荷物、燃料の“積み分け”で悩む場面が減り得る。重量・重心のグラフィカル計算機能も加わる。
提供体制と、ホンダが狙うアフター市場
提供はHACIのグリーンズボロ(米ノースカロライナ州)サービスセンターと、世界21カ所の認定サービスセンター網を通じて行う。FAA(米連邦航空局)の認証を得て米国で先行し、各国当局の認証取得後に順次グローバル展開する計画だ。すでに中古機の一部で改修を実施し、同社の中古機プログラムでもAPMG S適用機を扱うという。
機体を“長く使う”利点が増える一方、改修費用や作業のための機体停止期間という負担も伴うため、オーナーは買い替え・改修・運航条件の見直しを天秤にかけることになる。次の焦点は、国・地域ごとの認証時期と提供開始の順番、そして改修メニューの価格帯が運航コストにどう跳ね返るかだ。
