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重要鉱物の輸出規制やサイバー攻撃が各国の経済と安全保障を揺さぶる中、日本と英国が連携を一段と深める。高市早苗首相は1月31日夜、来日したスターマー英首相と官邸で会談し、重要鉱物の供給網やサイバー防衛、宇宙分野まで協力を広げる方針を確認した。
重要鉱物とサイバー 経済安保の軸太く
外務省によると、会談は同日午後7時45分から約20分間行われ、その後にワーキング・ディナーと共同記者発表を実施した。あわせて「日英戦略的サイバー・パートナーシップ」に関する共同声明も発出し、サイバー協力を“戦略”の枠組みに格上げすることで一致した。
重要鉱物では、レアアースなどを含む供給網の分断が現実のリスクになっているとの認識を共有した。高市首相は、同志国が一体で供給網の強靱化に取り組む必要があると強調。スターマー首相も、供給網が切れれば中小企業や働く人が先に影響を受けるとして、共に対応すべきだと述べた。AP通信も、両首脳が対中リスクをにらみつつ、重要鉱物とサイバーで協力を加速させる構図を伝えた。
GCAP通信加速 宇宙協議体新設
安全保障面では、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は切り離せないとの認識で一致した。外務省は、次期戦闘機の共同開発「GCAP通信」を加速する方針と、日英の外務・防衛閣僚協議(2+2)を年内に開く合意を明らかにした。スターマー首相は、高市首相を英首相公邸の別邸に招く意向も示した。
科学技術・産業協力も広げる。外務省によると、宇宙分野で新たな協議体を設けるほか、日英の科学技術協力の合同委員会を約3年ぶりに開くことで一致した。エネルギーと脱炭素では洋上風力や原子力を含む連携を確認し、デジタルでは「5Gの先」の通信の研究開発も視野に入れる。英政府サイトの記者声明では、スターマー首相が世界は地政学・経済・技術の衝撃で揺れていると述べ、同盟・同志国連携の重みをにじませた。
今回の合意は、同盟関係を「軍事」だけでなく「経済安保とデジタル防衛」まで一体で回す段階に入ったことを示す。重要鉱物とサイバーは、危機の兆しが出た瞬間に国力差が表に出る分野だ。日英が宇宙や次期戦闘機まで束ねて動けば、抑止と産業競争力を同時に底上げする連携モデルになりうる。
