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Metaが、データセンター向けの計算資源を押さえるため、AMD製のAI半導体を長期で調達する枠組みを固めた。株式取得につながる権利も付くのが特徴で、GPU確保をめぐる交渉が「製品の売買」から資本面を含む関係へ広がりつつある。
Meta向けAI半導体供給 最大600億ドル枠
AMDが米証券取引委員会に提出した報告書類によると、両社は23日付で、AI向け「AMD Instinct」GPU製品の購入を軸にした戦略的取り決めを結び、24日に内容を開示した。報道各社の推計では、Metaが今後5年間に調達するAI半導体は最大600億ドル相当とされる。供給量は最大6ギガワット相当で、まず1ギガワット分の出荷を起点に段階的に積み上げる。
今回の契約では、AMDがMetaに対し、業績連動型のワラントを発行する。行使価格は1株0.01ドルで、最大1億6000万株の取得を認める設計だ。ワラントの権利は出荷などの節目に応じて段階的に付与され、全てがそろえばMetaの持分が最大で約10%に達し得る。AP通信は、供給開始は年後半を想定し、取引総額が1000億ドルを超える可能性にも触れている。
株式取得権付き契約 供給網多角化
狙いは調達の安定化だけではない。供給側にとっては、設備投資が先行しやすいAI向け半導体で需要を確実に積み上げ、開発と量産のリスクを抑える効果がある。Meta側も、株価上昇時の果実を一部取り込みやすくなるため、巨額の前払いに近い負担を資本取引で薄める余地が生まれる。
ガーディアンは、MetaがNVIDIA偏重を避けて複数ベンダーを併用する流れの中で今回の契約が位置づけられると伝えた。テック系メディアのTechCrunchも、MetaがAI投資を拡大する局面で、調達手法が従来より複雑化している点を報じている。市場では発表後、AMD株が時間外取引で大きく買われ、供給能力の確保が競争力に直結する構図を映した。
AI半導体の不足が続く限り、大口ユーザーは供給を「買う」だけでは足りず、量産計画や資本関係まで含めて相手を選ぶことになる。メーカー側も、長期の需要を確定させなければ投資判断が難しい。調達と資本が結び付く取引が増えれば、勝敗は性能差だけでなく、供給の確実性と資金の回し方で決まりやすくなる。
参考・出典
- February 24, 2026 – 8-K: Current report | Advanced Micro Devices, Inc. (AMD)
- Meta’s massive 6-gigawatt AMD AI chip deal could top $100B, with a path to 10% stake | AP News
- Meta agrees $60bn deal with chipmaker AMD despite AI bubble fears | Meta | The Guardian
- Meta strikes up to $100B AMD chip deal as it chases ‘personal superintelligence’ | TechCrunch
