イタリア・ミラノ・コルティナ五輪で JOCがSNS連携強化、誹謗中傷対策を加速

ミラノ五輪、中傷投稿を監視 JOCがSNS連携で削除迅速化

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開幕したミラノ・コルティナ冬季五輪で、選手への誹謗中傷をどう抑え込むかが早くも焦点になっている。日本オリンピック委員会(JOC)は6日、SNS事業者との連携を強め、悪質投稿の検出や削除対応の速度を上げる方針を打ち出した。

SNS中傷対策 MetaとLINEヤフー連携

JOCと日本パラリンピック委員会(JPC)は6日、大会期間中に行うSNSモニタリングで、Metaと協力体制を組むと発表した。各サービスのコンテンツポリシーに沿った対応を後押ししてもらい、被害の未然防止と拡大防止につなげる狙いだ。

同日にはLINEヤフー株式会社とも協力体制を構築した。事業者側が持つコンテンツモデレーションの運用ノウハウや、悪質な投稿を見つけるための知見を取り込み、従来の取り組みを一段強めるとしている。

両発表はいずれも、誹謗中傷からアスリート等を守る「法務支援事業」の一環と位置づけた。啓発活動とモニタリングを組み合わせ、前向きな応援が広がる環境づくりを目指す。

24時間監視体制 削除依頼と法的支援

監視は日本と現地の両拠点で24時間体制とし、AIツールも使って中傷に当たる表現を抽出する。時事通信によると、ミラノに6人、東京に16人のスタッフを配置し、悪質性が高い場合は選手の意向も踏まえて法的措置を検討する枠組みも用意した。

AFPも、JOCがMetaなどと協力しながらオンライン上の中傷を常時監視する方針だと伝えた。五輪は注目が集まり投稿量も跳ね上がるため、プラットフォーム側と直結した対応の速さが、被害を小さくする決め手になる。

誹謗中傷対策は、個別の削除だけでは追いつかない段階に入った。大会運営、競技団体、SNS事業者が役割を分け、検知・判断・救済までを一つの流れにすることが不可欠だ。選手を守る基準を明確にし、スピードと説明責任を両立できるかが最大の焦点となる。

参考・出典

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