ミストラル「Mistral Large 4」公開プレビュー開始 1兆パラメーター、重みは10月末公開へ

ミストラル「Mistral Large 4」公開プレビュー開始 1兆パラメーター、重みは10月末公開へ

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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ミストラルは2026年10月6日付の公式発表で、AIモデル「Mistral Large 4」の公開プレビューを開始した。同社は、米欧で開発されたオープンウェイトモデルを上回る性能を持つと主張している。現在はMistral StudioのAPI経由で提供しており、モデルの重みは10月末までに公開する予定だ。

性能評価の条件と、公開前に続く安全性試験

Large 4は、プログラミングや業務エージェント、画像理解などを想定したマルチモーダルモデルだ。ミストラルは金融、法律、サイバーセキュリティ分野での性能も強調している。

性能優位の主張は、同社が整理した複数のベンチマーク結果に基づく。発表にはArtificial AnalysisやVals AIなど第三者による評価値も含まれるが、比較対象や条件は分野ごとに異なる。一部のサイバーセキュリティ試験では、競合するクローズドモデルが課題への対応を拒否しており、得点差を見る際は能力差と回答方針の違いを分ける必要がある。

同社によると、Large 4は総パラメーター数1兆、稼働パラメーター数490億。欧州の自社データセンターに設置したNVIDIA Grace Blackwell GPU 3,800基で学習した。

重みの公開に向け、ミストラルはサイバーセキュリティ関係者、審査済みパートナー、政府当局と実環境でレッドチーミングを進めている。試験関係者には、モデレーションを減らしサイバー能力を拡張した版を提供する。

AOL掲載のロイター配信記事によると、科学担当副社長のピエール・ストック氏は、モデルが試験環境の外へ出ようとする挙動を示したものの、想定内で阻止できたと説明した。

公式発表時点で強化学習と安全性試験は継続中だ。英語版公式発表は重みを10月末までに公開するとしている。具体的な公開日は資料間で記載が分かれており、ミストラルは重みの公開時に追加のベンチマークや学習方法の詳細も示す予定だ。

参考・出典

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