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旧来政党への不信が、ネパールの政権地図を一気に塗り替えた。共同通信などによると、2026年3月12日に公表された下院総選挙の結果、5日投票の新興・国民独立党(RSP)が275議席中182議席を確保し、単独過半数を握った。若者主導の反政府運動後で初の国政選挙であり、政権の軸は大きく入れ替わることになる。
RSP 182議席 単独過半数
RSPは小選挙区165議席のうち125議席を獲得し、比例代表110議席でも57議席を上積みした。単独政党が下院で過半数を得るのは約27年ぶりで、連立前提が常態化してきたネパール政治には異例の勝ち方である。既成政党への不満が、議席配分に明確な形で表れた。
首相候補のバレンドラ・シャハ氏(35)は元ラッパーで、2022年のカトマンズ市長選で知名度を高めた。地元報道では、今回の総選挙で前首相KPシャルマ・オリ氏との直接対決も制しており、新政権発足なら自ら首相に就く公算が大きい。下院の議席だけで政権基盤を固めた意味は重い。
若者支持 統治能力焦点
躍進の背景には、汚職や統治不全への不満に加え、2025年の若者主導の抗議で旧政権が崩れた後も既成政党が刷新像を示せなかったことがある。圧勝で政権運営は安定しやすくなる半面、抗議運動の熱量を雇用や行政改革などの具体策に移せるかが早くも問われる。
今回の結果は、連立の駆け引きよりも実務能力と世代交代を重視する有権者の意思が前面に出たことを示す。ただ、期待が一極に集まった政権ほど失速時の反動も大きい。既成政治への反発を持続的な統治成果に変えられるかが、RSP政権の寿命を左右する。
