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衛星を自前で宇宙へ運ぶ民間ロケット計画で、飛行中断措置が取られた。3月5日午前、和歌山県串本町の民間射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられた小型ロケット「カイロス」3号機は、飛行中にミッション困難と判断され中断措置が取られた。運用するスペースワンが同日、公表した。
打ち上げ直後の異常 飛行中断措置
FNNプライムオンラインによると、3号機は5日午前11時すぎに発射された後、飛行中断措置が執られた。射点カメラの映像では、上昇中の機体が回転するようにも見え、予定した飛行の継続が難しくなった可能性がある。
カイロスは小型衛星を軌道へ届けることを狙う機体で、スペースワンは国内で「民間企業単独による軌道投入」を目標に掲げてきた。打ち上げ拠点のスペースポート紀伊は、民間としては国内初の専用射場として整備が進む。
今回は直前まで打ち上げ日が揺れた。スペースワンの発表では、前日の3月4日は最終の自動チェックで測位衛星信号の受信が安定せず、安全監視システムLSCが安全機能を作動させ、緊急停止となっていた。
連続する中断 信頼回復へ原因究明
3号機は「3度目の挑戦」に当たる。和歌山県の整理では、初号機は2024年3月に発射後まもなく自律的な安全機能が働き、飛行が中断された。2号機も同年12月の打ち上げで経路を外れ、途中で飛行を止める判断に至った経緯がある。
小型衛星の打ち上げ需要は、地球観測や通信の分野で拡大が続く一方、顧客が重視するのは「安全」と「予定どおり打てること」だ。スペースワンには、今回の中断に至った技術的要因と運用面の課題を早期に詰め、打ち上げの確度をどう上げるかが問われる。
宇宙輸送は一度の成功で市場が開くわけではない。安全側に倒して中断できる仕組みを保ちながら、原因究明の速さと説明の具体性で信頼を積み上げ、次の挑戦を「予定として置ける打ち上げ」へ近づけられるかが、事業の成否を決める。
