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パキスタン南西部バロチスタン州で1月31日、州都クエッタや港湾都市グワダルなどで武装勢力の同時多発の襲撃が起き、民間人と治安当局者が多数死亡した。州政府は2月1日、治安部隊が約40時間にわたる掃討を続け、武装勢力145人を殺害したと明らかにした。
10都市同時襲撃 治安要員・民間人48人死亡
襲撃は31日未明から各地に広がり、銃撃や自爆攻撃が相次いだ。治安当局の拠点だけでなく、銀行や交通インフラも狙われ、道路封鎖や線路の破壊などで混乱が拡大した。
死者は州側の集計で、民間人31人(女性や子どもを含む)と、警察や準軍事組織など治安要員17人に上った。ガーディアンは、10都市以上で一斉に攻撃が起きた点を「前例が少ない規模」と伝えている。
犯行は分離独立を掲げる反政府武装組織「バロチスタン解放軍(BLA)」が主張している。各地で通信が制限され、住民の不安が続いているとAP通信は報じた。
40時間掃討 武装勢力145人死亡と州政府
州のサルフラズ・ブグティ首相は2月1日、クエッタで記者会見し、掃討の結果として武装勢力145人を殺害し、遺体は当局が確保していると説明した。AP通信は、一部にアフガニスタン国籍者が含まれるとの州側の見方も伝えている。
当局は、襲撃側が州都の厳重警備区域で人質を取ろうとしたが阻止したと主張する。パキスタン側は周辺国の関与も疑う一方、ガーディアンは、関係国が否定しているとも報じている。
同時多発の襲撃と長時間の掃討は、治安作戦だけでは地域の火種が消えにくい現実を突きつけた。武装勢力が都市部まで動員と連携を広げられるなら、投資や開発の前提となる「安全」は揺らぎ続ける。問われているのは、取り締まりの強弱ではなく、住民の不満をすくい上げる政治の回路を作れるかどうかだろう。
