ロシア・ザバイカリエ地方でFSBがラジオ・フリー・ヨーロッパ元記者を拘束

露FSBが元記者を国家反逆罪で拘束 ラジオ・フリー・ヨーロッパ系

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ロシアメディアのAbsatzなど複数メディアは4月9日、ロシア連邦保安局(FSB)がザバイカル地方で「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」系の元フリーランス記者を拘束し、勾留措置が取られたと伝えた。見出しでは国家反逆罪による拘束としており、ロシアで国外系メディアに関わった記者への刑事事件が続く中、同地域で新たな摘発が表面化した。

ザバイカル地方で拘束 Absatzは国家反逆罪事件として報道

Absatzの記事では、拘束されたのは「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」の元フリーランス記者とされ、すでに勾留措置が取られたとしている。見出しでも国家反逆罪による拘束と掲げており、任意の聴取にとどまらない刑事手続きとして扱われていることがうかがえる。

一方で、氏名や認否、適用条文の詳しい内容は公表されていない。FSBの発表文や裁判所文書、弁護人の見解も外部から確認できず、捜査当局が何を立件の軸にしているのかは、まだ明らかになっていない。

チタで続くRFE/RL関係者への訴追 昨年はノヴァク氏に有罪判決

AP通信は2024年11月、RFE/RLの元フリー記者ニカ・ノヴァクがチタの裁判所で有罪となり、禁錮4年を言い渡されたと報じた。ノヴァクは2023年12月にモスクワで拘束された後、チタで裁判を受けており、RFE/RL側は政治的動機に基づく訴追だと批判していた。

ロシア当局は近年、RFE/RLを含む国外系・独立系メディアへの締め付けを強めている。今回の拘束案件がノヴァク事件と同じ捜査線上にあることを示す公開情報はないものの、チタを含む同じ地域でRFE/RLに関わった記者への刑事手続きが続いている構図は共通している。

4月9日の案件は、国家反逆罪による拘束として伝えられ、手続きがすでに勾留の段階に入ったとされる点が重い。今後は、拘束された人物の身元や訴因の条文、手続きを支える公的文書がどこまで表に出るかが、事件の輪郭を左右しそうだ。

参考・出典

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