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半導体市場の拡大が一段と加速した。米国半導体工業会(SIA)は米国時間2月6日(日本時間7日)、2025年の世界半導体売上高が前年比25.6%増の7917億米ドルとなり、過去最高を更新したと発表した。データセンター投資やAI向け需要の強さが、業界全体の数字を押し上げた格好だ。
売上高7917億ドル 前年比25.6%増
SIAによると、2024年の世界売上高(6305億米ドル)から大きく伸び、年間で初めて8000億ドルに迫った。四半期でも勢いが強く、2025年10〜12月期は2366億米ドルと前年同期比37.1%増。7〜9月期比でも13.6%増だった。
月次では2025年12月が789億米ドルで、11月から2.7%増えた。月次データは世界半導体市場統計(WSTS)が集計し、3カ月移動平均として公表する方式で、短期の変動をならして市場の方向感を示す。
製品別ではロジックが前年比39.9%増の3019億米ドルで最大カテゴリとなった。メモリーも2231億米ドルと伸びが大きい。地域別の年次はアジア太平洋・その他が45.0%増、米州が30.5%増、中国が17.3%増、欧州が6.3%増となった一方、日本は4.7%減とマイナスだった。
1兆ドル視野 AI投資が牽引
SIAのジョン・ノイファーCEOは、半導体がAIやIoT、6G、自動運転など幅広い分野の基盤になるとして、2026年の世界売上高が約1兆米ドルに到達する見通しを示した。足元の高成長が単発ではなく、複数の需要源に支えられている点を強調した形だ。
別の角度では、ガートナーが1月に公表した速報値で、2025年の世界半導体売上高を7930億米ドル(前年比21%増)と見積もった。定義や集計の切り口が異なるため数字には差が出るが、AI向け半導体(プロセッサーや高帯域幅メモリー、ネットワーク部材など)が成長の中心という見立ては共通している。米Tom’s Hardwareも、AIインフラ投資がロジックとメモリーの伸びを後押ししたとの見方を伝えている。
市場規模が「約1兆ドル」を視野に入れたことは、半導体が景気循環の産業から、各国の産業政策と安全保障が交差する戦略物資へ重心を移したことを意味する。需要が強い局面ほど、供給能力の増強、人材と電力の確保、輸出管理の影響が同時に効いてくる。成長を取り込む企業ほど、供給網の設計力が問われている。
参考・出典
- Global Annual Semiconductor Sales Increase 25.6% to $791.7 Billion in 2025 – Semiconductor Industry Association
- Global Semiconductor Sales Increase 19.1% in 2024; Double-Digit Growth Projected in 2025 – Semiconductor Industry Association
- Gartner Says Worldwide Semiconductor Revenue Grew 21% in 2025
- Semiconductor industry on track to hit $1 trillion in sales in 2026, SIA predicts — bumper forecast follows $791.7 billion haul for 2025 | Tom's Hardware
