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設備投資のアクセルが、利益率の重荷にもなりそうだ。中国の半導体受託製造最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)は2月11日、需要急増に備えた大規模な増産で減価償却費が膨らみ、今年の利益率が圧迫されると警告した。今四半期の売上高は前期比で横ばい見通しだ。
減価償却費3割増見通し 増産投資
ロイターによると、SMICは11日の決算説明で、2026年の減価償却費が約30%増えるとの見通しを示した。国内の強い需要に対応するため、製造装置の導入など能力拡大を急ぐ一方、設備コストが会計上の費用として先行し、粗利益率の押し下げ要因になるという。
趙海軍・共同CEOは、旺盛な投資が売上高の伸びにつながる一方で、減価償却が粗利益率に「相当な圧力」を与えると説明した。半導体製造は装置産業で、投資の立ち上がり局面では費用増が先に表れやすい。稼働率の上昇や製品ミックス改善が追いつけるかが、短期の焦点となる。
売上高横ばい予想 香港株4%安
同社は今四半期の売上高が前期比で横ばいになるとの見通しも示した。利益率への警戒と近い期の伸び悩みが同時に意識され、香港上場株は11日に約4%下落した。
ロイターによれば、趙氏は中国向け半導体の供給網が、従来の「海外で設計・製造し中国市場へ」から「中国で生産」へと移りつつあるとも述べた。移行が早い分野としてアナログ回路を挙げ、ディスプレードライバー、イメージセンサー、メモリ、マイコン、ロジックへと広がっているとの見方を示した。
設備増強は受注を取りにいくための前提だが、費用負担が膨らむ局面では利益率がぶれやすい。投資を続けながら、稼働率と単価をどこまで引き上げられるかが、企業価値の評価を左右する。需要の持続性と価格転嫁力の両方が問われる展開は避けられない。
参考・出典
- SMIC to add wafer capacity as new equipment lifts depreciation (Reuters via Investing.com)
- SMIC bets on capacity expansion despite margin headwinds – The Economic Times
- SMIC shares fall as soft outlook, memory woes overshadow strong Q4
- SMIC to add wafer capacity to meet strong chip demand, warns of margin hit | MarketScreener
