警視庁が横浜港でコンテナ開封 盗難トヨタ車の部品をUAE向け船積み直前で押収

消えた高級SUVの行き先は港へ 横浜コンテナからトヨタ車部品9台分

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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千葉市の住宅車庫から消えた高級SUVを追って、警視庁が横浜港のコンテナを開けたのは11月27日だった。中には千葉や埼玉で盗まれたトヨタ車9台分の部品がぎっしり詰まり、UAE向けの船に積み込まれる約3時間前だったという。人気車が狙われ、海外へ流れる流れを、港の水際でどこまで止められるのかが問われている。

自宅車庫から港のコンテナへ 奪われたSUVがたどる道

被害に遭ったのは、千葉市の住宅街にある車庫に止められていたSUVだ。所有者が気付いたときには跡形もなく消え、警視庁に被害が届け出られた。車はやがて茨城県内の解体ヤードを経由し、横浜港本牧ふ頭のコンテナに積み込まれていたことが、捜査で明らかになった。

コンテナの中から見つかったのは、ランドクルーザーやレクサスなどトヨタ車9台分とみられるエンジンやドア、座席部分のパーツだった。いずれもラップのようなフィルムで包まれ、番号が振られていて、組み合わせれば1台の車として復元できる状態だったという。

車が突然奪われることで、通勤や送迎に車を頼る世帯では生活そのものが揺らぐ。保険で一定の損害は補填されても、再び同じ車を手に入れるのは簡単ではない。こうして分解され、遠い外国へ送られる計画だったと知ることは、被害者にとって精神的な打撃にもなる。

異例の「輸出前家宅捜索」と解体ヤードの素顔

警視庁捜査3課は10月30日、茨城県古河市にある自動車解体ヤードを捜索し、盗難車と知りながら保管していた疑いでアフガニスタンやパキスタン国籍の男4人を現行犯逮捕した。男らが働いていたこのヤードが、盗んだ車を解体して海外輸出につなげる拠点の一つだったとみられている。

その後の捜査で、ヤードから出たコンテナが横浜港に運ばれ、11月にUAEに向けて輸出される予定だったことが判明した。警視庁は税関や港湾管理者と連携してコンテナの輸出手続きを止め、出港直前に家宅捜索に踏み切った。捜査幹部は、輸出前のコンテナを狙った捜索は異例だが、今後も積極的に行う考えを示している。

通常、貿易コンテナは書類審査や抜き打ち検査にとどまり、刑事事件として中身を詳しく調べるケースは多くない。今回のように、水際で捜査機関が具体的なコンテナを特定し、船積み直前に中身を改めるには、国内の捜査と港湾側の協力が綿密にかみ合う必要がある。裏を返せば、把握されないまま出港してしまうケースも少なくない可能性を示している。

人気車盗難が示す構造 水際対策だけでは守り切れない

日本損害保険協会の調査を基にしたTBSニュースの報道では、2024年まで4年連続でトヨタのランドクルーザーが車両盗難の被害件数1位となっている。盗難が多い都道府県も、上位に埼玉や千葉が名を連ね、この事件の舞台となった地域と重なる。人気と高額さが国境を越えた標的になっている構図が浮かぶ。

千葉県警がまとめた自動車盗の分析によると、キーを抜いていても被害の多くは自宅敷地内や一般の駐車場で起きており、住宅周辺の管理が重要だと指摘されている。自宅の車庫であれば安全だという感覚は通用せず、ハンドルロックやタイヤロック、防犯カメラなど複数の対策を組み合わせて抑止力を高める必要がある。

それでも、海外での需要と高値取引が続く限り、解体ヤードと港湾を結ぶ闇のルートは形を変えて残り続けるだろう。盗難車を水際で押しとどめる努力だけでなく、メーカーによる盗難防止技術の強化や、港での検査体制の充実に誰がどこまでコストを負担するのかという議論も、避けて通れない局面に来ている。

参考・出典

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