兵庫県警、住所不定の嶋谷直人容疑者(29)を逮捕 置き石で空き巣70件か

置き石で留守確認、空き巣容疑 兵庫県警が29歳男を逮捕

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住宅の門扉に小石を置き、落ちたかどうかで留守を見分ける「置き石マーキング」を使って空き巣を繰り返したとして、兵庫県警が住所不定、無職の嶋谷直人容疑者(29)を逮捕、追送検した。県警は近畿、中国、九州の5県で計70件の被害に関与した可能性があるとみており、玄関先の小さな違和感が広域犯罪の入口になっていた。

「目印」は、犯行より前に置かれる

置き石は、侵入の瞬間に使う道具ではない。犯人側がいったん家を離れ、後日、石が同じ位置に残っていれば「出入りがない」と判断しやすい。関西テレビ放送などは、神戸市垂水区の住宅街で不審な石が相次ぎ、住民が不安を募らせた経緯を伝えている。石は小さくても、下見の痕跡という点では十分に大きい。

読売テレビ(YTV)も、石に限らず記号や数字など、家の情報を共有するためのマーキングが多様化していると報じた。見慣れない印や物を見つけた場合は、まず現状を写真で残し、周囲の状況も含めて確認することが基本になる。むやみに放置せず、気になるときは最寄りの警察に相談し、近所でも情報を回して「下見がやりにくい環境」をつくることが抑止につながる。

70件関与の疑い、狙われる家の共通点

神戸新聞NEXTによると、嶋谷容疑者は2025年2月に神戸市垂水区の住宅に侵入した疑いなどで2025年5月に逮捕され、その後の捜査で被害70件への関与が浮上した。被害は兵庫が50件、福岡が10件、山口が6件、佐賀が3件、広島が1件で、総額は1350万円相当とされる。置き石のほか、庭の手入れや郵便受けのたまり具合なども、不在を測る材料にしていた疑いがある。

警察庁の「住まいる防犯110番」では、侵入窃盗は依然として1日当たり約44件発生しているとし、入口は窓や表出入口が中心だと説明している。政府広報オンラインも、無締り対策の徹底に加え、補助錠や防犯フィルムなど「侵入に時間をかけさせる」対策を推奨する。置き石は「家が無防備か」を測るサインでもある。帰宅時に門扉やインターホン周りを一度見渡す習慣が、被害を遠ざける第一歩になりそうだ。

参考・出典

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