ミラノ五輪狙うサイバー攻撃を阻止 イタリア当局、ロシア由来と断定
ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪開幕を控え、イタリア当局は4日、五輪関連サイトやインフラを狙った一連のサイバー攻撃を阻止し被害を未然に防いだ。国外からの介入疑いが浮上し、運営と観客の安全確保に向けサイバーセキュリティ対策の強化が課題となっている。
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ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪開幕を控え、イタリア当局は4日、五輪関連サイトやインフラを狙った一連のサイバー攻撃を阻止し被害を未然に防いだ。国外からの介入疑いが浮上し、運営と観客の安全確保に向けサイバーセキュリティ対策の強化が課題となっている。
経済産業省は1月15日、令和8年度「サイバーセキュリティ経済基盤構築事業(サイバー攻撃等国際連携対応調整事業)」の公募(入札可能性調査)を開始。国境を越えるサイバー攻撃への対応力を底上げするため、国際連携の実務窓口を設け、平時から情報共有や共同対処の体制を整備する狙いだ。
サイバー攻撃で長期停止していたアスクルの個人向け通販「LOHACO」が1月20日に注文受付を再開、21日には出荷も再開してサービス全面復旧。日用品通販の供給体制が通常運転に戻り、利用者への案内や配送遅延の解消、セキュリティ対策の強化も進められている。
米国とベネズエラの軍事緊張を受け、政治情勢を餌にしたサイバー攻撃が浮上。中国系集団「マスタング・パンダ」がベネズエラ関連を装うフィッシングで米政府や政策関係者を狙ったと、サイバー企業Acronisが2026年1月15日に報告した。同社は攻撃手口や送信元の分析を続けている。
千葉県四街道市の地域防犯団体のPCが偽のウイルス警告で外部から遠隔操作され、約1700件の個人情報漏えいの可能性と職員の電子マネー詐欺被害が発生。日常業務端末の管理不備が詐欺と情報流出を招いた懸念が強まり、市や関係団体は被害把握と再発防止、端末監査や職員教育の強化を進める方針。
イラン各地で続く反政府デモの死者が増え、トランプ米大統領はイラン政権への攻撃も辞さないと警告。米高官は市民への殺傷行為が続けば軍事・サイバー・制裁を含む複合対応を排除せず、同時進行で選択肢を検討し地域の緊張が一段と高まっている。国際社会の非難も強まっている。
台湾国家安全局は、2025年に中国側ハッカーが重要インフラへ1日平均263万回の侵入試みを行ったと報告。2024年(246万回)、2023年(123万回)から増加し、電力などエネルギーや病院への攻撃が特に目立ち、サイバー防護の強化が急務だ。対策や国際協力の重要性も指摘される。
自民党の治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会は12月23日、外国人犯罪やサイバー攻撃、特殊詐欺対策の緊急提言を高市首相に提出。捜査に不可欠な通訳を現場任せから警察庁で集約し、常備体制や研修、IT活用など具体的対策と迅速な連携や予算確保も求めた。
英国の貿易担当閣外相サー・クリス・ブライアントは、政府が2025年10月に英外務省(FCDO)関連システムを標的とするサイバー攻撃を受け、一部データに不正アクセスの可能性があると認めたが、攻撃と中国当局との直接的な関係は断定できないと述べた。
2025年12月15日、英国の対外情報機関MI6長官ブレイズ・メトレウェリ氏が就任後初の公開演説で、10月に前長官リチャード・ムーア氏から職務を引き継いだ女性初トップとして、テロ・サイバー・偽情報が連動して波及する「一体化した脅威」を警告した。
政府と東京都は2025年12月18日、サイバー攻撃やシステム障害を契機に大規模インフラ障害を想定した官民合同の机上演習を都庁で実施。首都圏の大規模停電から交通・物流の連鎖混乱を想定し、関係機関の情報共有や役割分担と「止まった後の段取り」を紙上で確認した。
英国政府は中国拠点の企業2社を、政府や民間を含む80件超のITシステムへの無差別で重大なサイバー攻撃を理由に制裁。中国は「政治的操作」と反発し、サイバー空間を巡る攻防が外交と市民安全を揺るがしている。影響は国際的な安全保障議論を呼び、対中政策やサイバー防衛の強化が課題だ。
政府はサイバー攻撃の兆候を早期把握して無力化する能動的サイバー防御の本格運用に先立ち、その監督役となる第三者機関「サイバー通信情報監理委員会」を通信情報の扱いを政府から独立して点検する目的で2026年4月1日に発足させる方針を固め、関係者が11日までに設置時期を明らかにした。
英国はロシア有利の情報操作関与団体と、英同盟国にサイバー攻撃した疑いのある中国IT企業2社を制裁。外務省は欧州で物理攻撃からサイバー・情報戦までのハイブリッド脅威が民主主義や選挙、重要インフラを狙うと警告し、選挙情報やSNS、行政サービスなど私たちの日常にも影響が及ぶと指摘した。
アサヒグループホールディングスは9日夜、9月末のサイバー攻撃で流出した疑いのあるデータがダークウェブや闇市場で確認された可能性を発表。受注や出荷への影響が続く中、顧客や取引先の不安が強まり、同社は調査を継続し被害範囲の特定と再発防止策の検討を進めるとしている。
大阪市教育委員会は、市立小中の「非認知能力調査」で協力事業者のシステムがサイバー攻撃を受け、8校の児童生徒と教職員計1101人分の個人情報が漏えいした恐れがあり、教育現場のIT安全性が問われている。市は現在、影響把握と原因調査を進め、再発防止策を講じると説明している。
オフィス通販大手アスクルは10月19日のランサムウェア攻撃で受注を停止し、11月度(10/21〜11/20)の単体売上は16億9800万円と前年の約5%に。日々の備品配送を支える物流インフラ停止リスクの分散策が求められている。企業や自治体、取引先の役割分担も焦点だ
韓国最大の暗号資産取引所アップビットで11月27日、約445億ウォン(約3040万ドル)が外部流出。北朝鮮系ハッカー集団ラザルス関与の疑いで捜査中。取引所は自社資金で補填すると説明したが、入出金停止や価格乱高下が起き、急拡大した暗号資産市場の安全網の限界が問われている。
記者会見で頭を下げたアサヒグループホールディングスの勝木社長は、サイバー攻撃で停止した基幹システムを2025年12月2日からシステム経由で受注を再開すると表明し、約2カ月にわたりファクスと電話に頼ってきた現場の負担と今なお続く影響の大きさを認め謝罪と再発防止策を示した。
各省担当者が集まり机上の資料が次々と差し替えられる中、政府はサイバー攻撃の脅威に対応し、年内に5年間の新たなサイバーセキュリティ戦略を策定する。官民一体で能動的サイバー防御を柱に国が主導して体制整備し、重要インフラや民間企業の被害の芽を早期に摘む方針だ。