フィリピン、バタネス沖の中国調査船に巡視船と航空機 海底ケーブル周辺の活動に懸念
フィリピン沿岸警備隊は2026年10月1日(現地時間)、北部バタネス州イトバヤット島沖の中国調査船「JIA HAI KE 7」に巡視船と航空機で対応し、停留位置から移動させたと発表した。対応中には中国海警船CCG-2503も現れ、フィリピン巡視船に無線で警告したという。
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フィリピン沿岸警備隊は2026年10月1日(現地時間)、北部バタネス州イトバヤット島沖の中国調査船「JIA HAI KE 7」に巡視船と航空機で対応し、停留位置から移動させたと発表した。対応中には中国海警船CCG-2503も現れ、フィリピン巡視船に無線で警告したという。
フィリピン沿岸警備隊(PCG)は2026年9月28日(現地時間)、同国最北部のバタネス諸島沖で中国調査船「JIA HAI KE 7」を確認し、船舶自動識別装置(AIS)で偽の位置情報を発信して実際の動きを隠したと判断した。PCGは船の停留パターンが海洋科学調査と一致すると説明し、中国大使館はその後、同船は合法的に活動していると反論したと報じられた。
南シナ海を巡る対立が、外交ルートだけでなくSNS上の応酬にも波及している。在フィリピン中国大使館は現地時間1月16日、習近平国家主席を風刺した画像を含む投稿を理由に、フィリピン沿岸警備隊(PCG)報道官へ外交的抗議を行ったと発表した。
フィリピンのギルベルト・テオドロ国防相は12月16日、中国海警局が南シナ海でフィリピン人漁師にとった行為を「危険」「非人道的」だとして強く非難した。フィリピン沿岸警備隊は、12日にサビナ礁付近で放水砲が使われ、漁師3人が負傷し漁船2隻が損傷したとしている。外務省が中国側に外交抗議を行ったとロイター通信は伝えた。
南シナ海のサビナ礁付近で12月12日に起きた衝突をめぐり、フィリピン沿岸警備隊は漁船が中国側の放水を受け、3人が負傷し2隻が損傷したと発表した。これに対し中国は12月15日、現場に船を集めて対立をあおったのはフィリピン側だと主張した。木造の小舟で波を受ける漁師にとって、地図上の線引きは遠い話だが、衝突が起きれば医療や修理、操業の見通しが一気に揺らぐ。今回の応酬は、その脆さを改めて突きつけた。
12月13日、フィリピン沿岸警備隊は南シナ海のサビナ礁(フィリピン名エスコダ礁)周辺で、中国海警局側がフィリピン漁船に高圧放水を行い、錨索も切断したとして、漁師3人が負傷したと明らかにした。中国側は12日、同海域でフィリピン漁船約20隻に「必要な管理措置」を取ったと発表している。