ウクライナ、2027年予算案を議会提出 国防・安全保障費4兆8850億フリブナを計上
ウクライナ政府は2026年9月15日(現地時間)、国防・安全保障に4兆8850億フリブナを配分する2027年国家予算案を承認し、最高会議(議会)に提出した。ロシアの侵攻が続く中、安全保障・防衛を最優先に据え、2027年に必要な国際支援を526億ドルと見込んでいる。
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ウクライナ政府は2026年9月15日(現地時間)、国防・安全保障に4兆8850億フリブナを配分する2027年国家予算案を承認し、最高会議(議会)に提出した。ロシアの侵攻が続く中、安全保障・防衛を最優先に据え、2027年に必要な国際支援を526億ドルと見込んでいる。
イスラエルが対イラン作戦の長期化を前提に、国家予算の組み替えへ踏み込む動きが強まっている。ネタニヤフ首相は3月10日、軍事作戦に充てるため国防費を数百億シェケル規模で増額する意向を表明した。単発の補正にとどまらず、2026年予算全体と財政赤字の前提を見直す可能性があり、戦費の重みが経済運営を一段と圧迫し始めた形だ。
米連邦政府の一部閉鎖が週末から続くなか、トランプ大統領は解消へ向けた与野党協議が「合意にかなり近づいている」との見方を示した。予算を人質にした綱引きが再燃し、国防や治安を含む広い行政サービスが不安定になる異例の局面だ。
2025年10月21日、薄曇りのキーウで議員らが席に着くと、ウクライナ最高会議は今年の国家予算をふたたび手当てし、国防費を約3250億フリブニャ積み増して総額2兆9600億フリブニャとする修正案を可決した。夏の上積みに続く判断で、長期化する前線の圧力と装備需要の高まりが議場の空気に重なる出来事である。