ODAを呼び水に民間マネー誘致へ 2025年版白書を閣議報告
2025年版開発協力白書は、JICA法改正を受け、ODAを呼び水に民間投資の拡大を促す方針を示した。従来の財政支出の積み増しに加え、民間マネーの動員と官民連携の前面化で日本の開発協力を再編する狙いを鮮明にしている。投資環境整備やリスク分担も重視している。
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2025年版開発協力白書は、JICA法改正を受け、ODAを呼び水に民間投資の拡大を促す方針を示した。従来の財政支出の積み増しに加え、民間マネーの動員と官民連携の前面化で日本の開発協力を再編する狙いを鮮明にしている。投資環境整備やリスク分担も重視している。
国産最先端半導体を担うラピダスに、経産省が2月27日発表した政府と民間の合計2676億円の追加出資が決定。巨額投資が必要な先端ロジックの量産化に向け資金の道筋を太くし、研究開発や量産設備への投資でサプライチェーンの自給率向上と国際競争力強化を目指す。
核融合(フュージョンエネルギー)の実用化に向け、官民の資金や技術をどう束ねるかが政策課題に。日本成長戦略会議は12日、官民連携投資の具体化や技術移転、資金調達の枠組みを議論する作業部会を初会合で立ち上げた。長期のロードマップや規制整備、企業連携の促進も焦点となる。
政府は第2回「日本成長戦略会議」でAI、半導体、造船など17分野と規制改革など8課題の作業部会を2026年1月に設置。会議増で期限や役割が不透明になり、春のロードマップが企業や研究現場に具体的な対応負担や投資判断を突き付ける点が注目される。
政府は2026年度から5年で1兆円規模の国産AI支援を検討。ソフトバンクらが来春に新会社を設立し、経産省の公募に応じて予算案に約3000億円を盛り込み、国内最大級のAI基盤モデル開発を目指す官民連携で土台を作り直し国内競争力強化を図る。
政府は2025年12月18日、東京都庁で初めて大規模インフラ障害を想定した机上演習を実施。官民約300人が電力・ガス・通信事業者や関係省庁と参加し、首都圏での原因不明の大規模停電による交通・通信停止への発生直後から数日間の初動対応を見直す狙いだ。
政府は経済安全保障を掲げ、欧州・東南アジア・オーストラリアと官民一体で連携を強化。宇宙・海底ケーブル・防衛など重要インフラや供給網で日独を含む産業協力を進め、ベルリンの非公開会合ではドローン対処や衛星データ共有を議題に中国の威圧的行動に備える。
高市政権の下、官民一体で造船業再生へ。与党で1兆円規模の基金創設を軸に議論、政府は「造船業再生ロードマップ」を策定し、補助金や設備増強で攻勢を強める海外競合に対抗できるかが焦点。雇用維持や技術継承、国際競争力の回復が問われる。官民ファンドの運用や条件設定、企業再編も鍵となる。
各省担当者が集まり机上の資料が次々と差し替えられる中、政府はサイバー攻撃の脅威に対応し、年内に5年間の新たなサイバーセキュリティ戦略を策定する。官民一体で能動的サイバー防御を柱に国が主導して体制整備し、重要インフラや民間企業の被害の芽を早期に摘む方針だ。
自民党総裁選の結果を受け、経団連・経済同友会・日本商工会議所の経済3団体が相次ぎ声明。新総裁の手腕に期待を示す一方、物価高、通商環境の変化や賃上げの持続など差し迫る課題に官民が呼応して取り組む実行力と、政治の空白を許さない安定した政権運営を強く求めた。