中国実効支配のパラセル諸島・ヤゴン島に三つまた状の新建造物 レーダー・早期警戒施設か
ロイターによると、中国が実効支配する南シナ海・西沙(パラセル)諸島の鴨公(ヤゴン)島で、8月17日付の商業衛星画像に三つまた状の新たな建造物が確認された。衛星画像提供会社バントールは軍事用レーダー・早期警戒施設との類似を指摘しているが、用途は確定していない。
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ロイターによると、中国が実効支配する南シナ海・西沙(パラセル)諸島の鴨公(ヤゴン)島で、8月17日付の商業衛星画像に三つまた状の新たな建造物が確認された。衛星画像提供会社バントールは軍事用レーダー・早期警戒施設との類似を指摘しているが、用途は確定していない。
ロイターは2026年8月19日、中国が領有権争いのある南シナ海・西沙諸島の羚羊礁で進める人工島造成について、第1期工事が完了したとみられると報じた。衛星画像ではしゅんせつ船やはしけが現場を離れ、埋め立て後の恒久インフラ整備が進む様子が確認されている。
中国人民解放軍南部戦区は27日、南シナ海の西沙諸島周辺でオランダ海軍フリゲート艦「デ・ロイテル」を退去させるため、海軍と空軍を動員して警告などの措置を取ったと発表した。中国側は同艦の「不法侵入」と艦載ヘリの「領空侵犯」を主張している。一方、オランダ側は同艦が国際法に従って行動していたと説明し、中国側の主張に反論している。
南シナ海で中国が実効支配するパラセル(中国名・西沙)諸島の永興島(英名ウッディ島)で、2025年12月25日、大型の商業施設「三沙市商業中心」が営業を始めた。島の暮らしを便利にする施設だが、争いの海域では「日常の整備」そのものが統治の実績として積み上がる。周辺国が警戒する理由は、そこにある。