H3ロケット8号機失敗 JAXAが衛星搭載部の構造不具合を報告
2025年12月の種子島宇宙センター発H3ロケット8号機による準天頂衛星みちびき5号機打ち上げ失敗について、JAXAは3月24日、文部科学省の宇宙開発利用部会小委で調査経過を報告。搭載部の製造工程での構造材不具合が直接要因の可能性が高いと説明し、原因究明と再発防止を進める。
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2025年12月の種子島宇宙センター発H3ロケット8号機による準天頂衛星みちびき5号機打ち上げ失敗について、JAXAは3月24日、文部科学省の宇宙開発利用部会小委で調査経過を報告。搭載部の製造工程での構造材不具合が直接要因の可能性が高いと説明し、原因究明と再発防止を進める。
国産基幹ロケットH3の低コスト型で地上確認作業が次の段階に進展。JAXAは設計と性能確認のため、エンジンなどを実機形態で動かす燃焼再試験を3月13日に種子島宇宙センターで実施する予定だ。成功すれば低コスト運用や量産化に向けた重要な一歩となる見込みだ。
国の主力ロケットH3の8号機は12月22日、みちびき5号機を搭載して種子島から打ち上げられたが予定軌道に到達できず、宇宙政策担当相は衛星喪失の可能性が高いと説明。JAXAは2段機体が大気圏再突入したと見ており、地上被害は確認されていない。
12月22日午前、種子島宇宙センターからH3ロケット8号機が打ち上げられたが、第2段エンジンの燃焼が予定より早く終了し、搭載の準天頂衛星「みちびき5号機」は軌道投入前に手順が停止。文部科学省は打ち上げ失敗を発表し、原因究明の対策本部を設置した。
JAXAは、打ち上げ直前に緊急停止で延期された基幹ロケットH3の8号機を12月22日午前10時半ごろに種子島宇宙センターから再打ち上げし、搭載する準天頂衛星「みちびき5号機」で足踏みが続いた計画が改めて秒読み段階に入ると発表した。成功すれば運用開始に前進する見込みだ。
日本版GPSに相当する準天頂衛星「みちびき」の7号機が公開。JAXAと三菱重工はH3ロケット9号機を2026年2月1日に種子島から打ち上げ予定で、5号機は今年12月7日打ち上げ。7機体制でスマホの測位精度が向上し、ナビや防災など位置情報インフラが変わる。
JAXAの新型無人補給機HTV‑X1号機が10月26日にH3ロケットで打ち上げられ、ISSへの接近やロボットアーム把持、夜の結合が計画どおり進行。結合後にハッチが開放され入室作業が確認され、今後は補給物資搬出や実験支援を数カ月にわたり行う運用が続く見通しだ。
2025年10月26日、種子島からH3ロケット7号機が新型補給機HTV‑X1を打ち上げ。JAXAは分離後の通信・姿勢を確認し、ISS到着は10月30日未明にロボットアームで把持される見通し。機体は順調にISSへ向かい、新型HTV‑X1の実運用に向けた重要な一歩となる。