本サイトの記事や画像は、AIが公的資料や複数の報道を基に事実関係を整理・再構成し制作したものです。[続きを表示]特定の報道内容や表現を再利用・要約することを目的としたものではありません。ただし、誤りや不確定な情報が含まれる可能性がありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や各出典元の原文をご確認ください。[私たちの取り組み]
ディープフェイク対策が「技術の物差し」づくりへ動き出した。英政府は現地時間5日(日本時間6日)、AIで作られた偽の画像・動画を見抜く検出技術について、性能を比べられる基準を整える方針を発表した。政府が基準を示し、民間の開発を呼び込む狙いで、世界初の取り組みだとしている。
検出技術の評価枠組み 官主導の物差し
英内務省の発表によると、今回つくるのは「検出ツールをどう評価するか」の枠組みだ。特定の製品を指定するのではなく、さまざまな検出技術を同じ土俵で試せるようにし、精度や弱点の見取り図を作る。
評価では、性的な被害を含む有害コンテンツ、詐欺、なりすましといった現実の脅威を想定し、どこに検出の穴が残るのかを洗い出す。英政府は、捜査機関の判断材料を増やし、対策の優先順位づけにもつなげたい考えだ。
MSなど連携 法規制と運用課題
基準作りにはMicrosoftを含むIT大手、研究者、専門家が参加する。リズ・ケンドール科学・イノベーション・技術相は、悪用との戦いを英国が世界的にリードすると強調した。
法整備も同時に進める。英政府は、成人を対象に同意のない「ディープフェイクの性的な親密画像」の作成や要求を違法化する措置を前倒しで施行するとし、オンライン安全法の枠組みで優先的に扱う方向も示した。英紙イブニング・スタンダードは、被害経験を語ったジェス・フィリップス担当相の発言も伝えている。
基準が整っても、偽造の拡散を止めるには運用が要る。検出は入口にすぎず、誰が迅速に判定し、どこまで共有を止め、被害回復につなげるかが次の焦点となる。技術標準、法規制、プラットフォーム対応を一体で回せる国が、情報空間の信頼を握る局面に入ったと言える。
