英国 X(旧Twitter)で同意なき性的加工が横行、科学相が禁止示唆

Xの国内禁止も排除せず、英技術相が警告 AI性画像の悪用巡り

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X(旧Twitter)で生成AIを使った画像編集が普及する一方、他人の写真を本人の同意なく性的な画像に加工する投稿が相次ぎ、英国政府が強い危機感を示している。リズ・ケンドール科学・イノベーション・技術相は1月9日、改善が見られなければ英国でXのサービスを禁止し得るとの立場に踏み込んだ。

非同意の性的加工が拡散 政府はオンライン安全法の枠組みを強調

問題の中心にあるのは、Xに統合されたxAIの生成AI「Grok(グロック)」による画像生成・編集機能である。TechCrunchによると、利用者が第三者の画像をアップロードし、衣服を取り除くような指示で性的に加工する例が広がり、女性や子どもを標的にした被害が国際的に批判を招いた。

英政府は、被害の深刻さを単なる“モラルの逸脱”ではなく、違法コンテンツ対策の失敗として扱う構えだ。GOV.UKの声明でケンドール氏は、料金を払えば許される話ではないとして、規制当局Ofcomが法的権限を尽くすべきだと述べ、対応の迅速化も求めた。

有料化で沈静化するか 規制圧力は英国外にも波及

xAIは1月9日、X上での画像生成・編集を有料会員に限定する措置を進めた。ただしThe VergeやArs Technicaは、導線次第では非課金でも編集が可能な余地が残るなど、実効性に疑問があると伝えている。機能を「見えにくく」するだけでは、被害の抑止につながりにくい。

規制圧力は英国だけにとどまらない。TechCrunchはEUが関連資料の保全を求め、インド当局も悪用防止の是正を迫ったと報じた。The GuardianもOfcomがXを調査対象にしたと伝えており、今後は年齢確認の厳格化や、非同意の性的ディープフェイク生成そのものを明確に処罰する枠組みが焦点となる。直接の当事者ではないものの、同種の画像悪用は国境を越えて流通するため、日本でもプラットフォーム側の安全設計と法整備の両面で議論が加速し得る。

参考・出典

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