本サイトの記事や画像は、AIが公的資料や複数の報道を基に事実関係を整理・再構成し制作したものです。[続きを表示]特定の報道内容や表現を再利用・要約することを目的としたものではありません。ただし、誤りや不確定な情報が含まれる可能性がありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や各出典元の原文をご確認ください。[私たちの取り組み]
海上に漂う観測機器をいち早く見つけられるかどうかが、宇宙実験の成果回収を左右する場面がある。エアロネクストは2月17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)向けに、洋上で浮遊物を探して回収を手助けするドローンの設計・製作を担うと明らかにした。事業は1月に始まり、3月まで続く。
洋上探索ドローン 大気球・観測ロケット回収支援
対象は、科学観測用の大気球の装置や、観測ロケットの実験データ回収モジュールなど、海に落下して浮かぶ小型機器だ。船で近づいて回収する前段階として、洋上での発見と位置の特定を支援する役割を担う。
同社の説明では、JAXAはこれまでGPS情報と目視を組み合わせて探索してきた。一方で、捜索に時間がかかりやすく、天候や海況によって見落としが生じるなど、確実性の面でも課題が残っていたという。
開発する機体は、船上から安全に離陸し、広い範囲を空撮で探したうえで、移動する船へ自律的に戻る運用を想定する。上空からの見通しを生かして捜索範囲を広げ、地図化で探索の抜けも減らす狙いがある。
船上運用と空力設計 実績生かす構え
エアロネクストは、準天頂衛星「みちびき」を使った実験で、自律航行する船へのドローン着陸に成功した実績を挙げる。洋上での離着陸は失敗が許されにくく、機体制御と運用手順の作り込みが成否を分ける。
同社は風洞試験や数値流体解析の体制を持ち、空力面から飛行の安定性や効率を詰める方針だ。JAXA側も航空分野で無人機の運航安全管理技術の研究を進めており、海上での無人機運用の知見を宇宙ミッションの現場へ取り込む形になる。
海上回収は人員と船舶の手配が重く、探索が長引くほど費用も安全上の負担も増える。捜索の早期化と手順の標準化が進めば、宇宙実験の回転率が上がり、限られた予算の中でも挑戦回数を確保しやすくなる。今後は、船上運用に合わせた安全基準、通信やデータ連携の共通化、現場訓練の設計が実装の要件になる。
