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Anthropicは4月7日、防衛目的の共同枠組み「Project Glasswing」を立ち上げ、その中核として未公開モデル「Claude Mythos Preview」を公表した。同社はこのモデルを自社で最も高性能なモデルと位置づけ、重要ソフトウェアの脆弱性発見と修正に限って参加組織へ提供し、一般提供は予定していないと明らかにした。
未公開モデルを防衛用途に限定 主要IT企業や金融機関も参加
Anthropicが公表したローンチパートナーには、AWS、Apple、Broadcom、Cisco、CrowdStrike、Google、JPMorganChase、Linux Foundation、マイクロソフト、NVIDIA、Palo Alto Networksなどが並んだ。立ち上げ時点から業種をまたぐ顔ぶれをそろえ、重要ソフトウェアの防御を共同で進める構えだ。
同社はあわせて、40を超える追加組織にもアクセスを広げる方針を示し、Mythos Preview関連で最大1億ドルの利用クレジットを拠出すると説明した。オープンソースのセキュリティ団体向けには400万ドルを寄付するとしている。
主要OSやブラウザで脆弱性を発見 詳細は修正完了まで非公表
AnthropicのFrontier Red Teamブログによると、Claude Mythos Previewはユーザーの指示を受けた場合、主要なOSやウェブブラウザのゼロデイ脆弱性を特定し、悪用まで進められる水準にあるという。同社は、主要OS・主要ブラウザを含む重要ソフトウェアで高重大度の脆弱性を数千件見つけ、一部は人間の手助けなしに自律的に発見し、関連するエクスプロイトを作成する能力を示したと説明している。
一方で、見つかった脆弱性の99%超はまだ修正されておらず、責任ある開示の観点から詳細の大半は伏せられている。件数の内訳や対象別の分布も明らかにされていないが、Anthropicは最新世代のモデルが熟練した人間の大半を上回り得る段階に近づいたことが、今回の枠組みを立ち上げた理由だとしている。
今回の発表は、性能向上をそのまま一般公開へつなげる形ではなく、強力な未公開モデルをまず防衛側の共同運用に回した点に特徴がある。AnthropicはMythos Preview自体の一般提供は予定していない一方、将来的にはMythos級モデルを安全に大規模展開できる状態を目指すとしており、Project Glasswingでどこまで修正支援と運用ルールを固められるかが次の節目になりそうだ。
