本サイトの記事や画像は、AIが公的資料や複数の報道を基に事実関係を整理・再構成し制作したものです。[続きを表示]特定の報道内容や表現を再利用・要約することを目的としたものではありません。ただし、誤りや不確定な情報が含まれる可能性がありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や各出典元の原文をご確認ください。[私たちの取り組み]
3Dの自由視点映像を「撮影現場で完結させる」前提が揺らいだ。キヤノンとNTT東日本は1月28日、高速・大容量で低遅延の商用サービス「All-Photonics Connect powered by IOWN」を使い、拠点をまたいで動くボリュメトリックビデオシステムの技術検証を1月から始めたと発表した。
光専有回線で大容量伝送 分散型ボリュメトリック検証
NTT東日本の報道発表によると、両社はIOWN構想のオールフォトニクス・ネットワークを活用するAll-Photonics Connectと、キヤノンのボリュメトリックビデオシステムを組み合わせ、新たな映像体験の創出を狙う。
ボリュメトリックビデオは約100台のカメラで同時撮影し、空間全体を3Dデータ化する。生成・配信の各工程でデータ量が膨らむうえ、自由視点の操作は遅延や通信のゆらぎが映像の滑らかさを左右する。
キヤノンのニュースリリースでは、従来は撮影拠点で「カメラデータ処理から視点操作、映像生成」までを集約してきたが、今回の検証では撮影拠点・映像生成拠点・視聴拠点をAll-Photonics Connectで結び、工程を分散できるかを確かめるとしている。
遠隔地から自由視点操作 現場機材の最適化
検証の狙いは、既存回線では運びにくい大容量のカメラデータを拠点間で伝送し、視聴拠点からの自由視点操作でも遅延やゆらぎを抑えて処理できるかにある。TECH+も、自由視点のカメラワークを滑らかにするには低遅延で安定した通信が重要だと整理している。
1月28日には、NTTe-City Laboで開かれたNTT東日本の「地域ミライ共創フォーラム」で、遠隔地からの映像視聴や自由視点操作を体験できる展示も行った。役割分担は、キヤノンがボリュメトリックビデオシステム、NTT東日本がAll-Photonics Connectの利用環境をそれぞれ担う。
制作と視聴の距離を通信で縮められるかが、次の映像体験の分かれ目になる。光を前提にした帯域と遅延の「読みやすさ」が整えば、撮影現場に計算資源を抱え込む必要が薄れ、イベント中継やライブ配信の設計思想そのものが変わる。ネットワークを作品づくりの道具としてどう使いこなすかが次の焦点となるだろう。
