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日本で起きている出来事を、表面的なニュースで終わらせず、背景・制度・社会構造まで掘り下げて整理します。
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米国が日本向け輸入許可を延長 サハリン2原油、制裁適用外に

米国が日本向け輸入許可を延長 サハリン2原油、制裁適用外に

米財務省は2025年12月17日、ロシア極東の資源開発「サハリン2」で副産物として生産される原油について、日本向けの輸入を2026年6月18日まで一般許可し、期間中は関連取引を制裁の適用外とする方針を示した。期限が迫っていた2025年12月19日の扱いが延び、エネルギー調達の現場はいったん落ち着く。

第219臨時国会が閉会、定数削減に手付かず 経済対策は成立

第219臨時国会が閉会、定数削減に手付かず 経済対策は成立

第219臨時国会は2025年12月17日に閉会し、会期58日で年末の政治日程はいったん区切れた。だが、自民党と日本維新の会が「今国会で形にする」と掲げた衆院議員の定数削減は審議に入れず、企業・団体献金の扱いも採決まで進まなかった。一方で、政府の経済対策を支える2025年度補正予算や、ガソリン税の上乗せ分をなくす法整備は成立し、決まったことと決まらなかったことの差が際立った。

ジェネリック回避に重い負担 厚労省、先発薬の加算拡大

ジェネリック回避に重い負担 厚労省、先発薬の加算拡大

ジェネリック(後発薬)があるのに先発薬を選んだ場合に生じる「追加負担」が、さらに重くなる見通しだ。厚生労働省は2025年12月17日の中央社会保険医療協議会(中医協)で、負担水準を現行の倍以上に引き上げる案を示し、了承を得た。負担割合は2026年度の予算編成で決まり、同年度中に適用される。

小泉進次郎防衛相 英国国防相ジョン・ヒーリーと会談し協力強化へ

小泉進次郎防衛相 英国国防相ジョン・ヒーリーと会談し協力強化へ

12月17日、小泉進次郎防衛大臣は英国のジョン・ヒーリー国防大臣と約35分のテレビ会談を行い、6日に沖縄周辺で起きた中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射などをめぐって深刻な懸念を共有した。空の現場での「一瞬の判断」が、日英の協力の形まで押し広げている。

東京が総合2位に浮上 世界都市力ランキングでNY超え

東京が総合2位に浮上 世界都市力ランキングでNY超え

森記念財団都市戦略研究所が12月17日に公表した「世界の都市総合力ランキング2025」で、東京は初めて総合2位となり、ニューヨークを上回った。2016年から9年続いた3位を抜け出した形だ。大阪は18位、福岡は40位で、日本の都市の存在感も動いた。

政府、経済安保で連携拡大 欧州・東南アと官民協力深化

政府、経済安保で連携拡大 欧州・東南アと官民協力深化

政府が経済安全保障の看板を掲げ、欧州や東南アジア、オーストラリアとの連携を官民一体で深めている。宇宙や海底ケーブル、防衛といった「止まると国が困る」領域で産業協力を進め、中国の威圧的行動に備える構えだ。11月下旬にはベルリンで日独の政府と企業が非公開で集まり、ドローン対処や衛星データの活用と共有を議題にした。

露光前に測って直す ニコン、新アライメント装置を開発

露光前に測って直す ニコン、新アライメント装置を開発

ニコンは2025年12月11日、半導体露光装置と組み合わせて使うアライメントステーションの新機種「Litho Booster 1000」を開発中だと発表した。露光前にウェハを細かく計測し、補正値を露光装置へ反映させることで重ね合わせ精度を高め、3D構造を採用する先端デバイスの歩留まり向上を狙う。発売は2026年後半を予定する。

需要地近接の水素供給へ前進 三菱重工、蒸気加熱で製造

需要地近接の水素供給へ前進 三菱重工、蒸気加熱で製造

三菱重工業は2025年12月10日、長崎市の総合研究所長崎地区に設置したアンモニア分解のパイロットプラントで、蒸気を加熱源に用いて純度99%の水素製造に成功したと発表した。アンモニアを介した水素供給を、需要地の近くで回す構想を前に進める。

都市実装へ一歩 東京、空飛ぶクルマ水上拠点を検証

都市実装へ一歩 東京、空飛ぶクルマ水上拠点を検証

東京都は2025年、野村不動産など民間企業と連携し、江東区の海の森水上競技場で「空飛ぶクルマ」の水上離着陸拠点に関する実証実験を行った。2回目は波の影響を受けやすい水域に浮体式ポートを設置し、機体と同程度のサイズと重量を想定したヘリコプターを離着陸させ、成立性を確かめた。

JAXA、H3ロケット8号機を発射直前に停止 みちびき5号搭載

JAXA、H3ロケット8号機を発射直前に停止 みちびき5号搭載

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2025年12月17日、種子島宇宙センターから打ち上げ予定だったH3ロケット8号機を、発射直前に緊急停止した。搭載していたのは準天頂衛星「みちびき」5号機で、当初は12月7日予定から延期された経緯もある。宇宙開発の成否は「飛んだ瞬間」だけで決まらない。止めた判断が次の一手をどう左右するかが問われている。

中国からの訪日客56万人止まり 11月、伸び3%で急減速

中国からの訪日客56万人止まり 11月、伸び3%で急減速

日本政府観光局(JNTO)の発表で、2025年11月に中国から日本を訪れた人数は56万2600人となり、前年同月比は3.0%増にとどまった。10月の伸び率22.8%から急減速する一方、11月の訪日客全体は352万人と増勢を保ち、市場の「温度差」が浮き彫りになっている。

ANAとJAXA、旅客機で大気成分観測 CO2見える化へ実証

ANAとJAXA、旅客機で大気成分観測 CO2見える化へ実証

ANAホールディングスと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2025年12月16日、定期旅客便の機内から地表面付近までの大気成分を遠隔で自動観測する実証を始めると発表した。将来はCO2などの観測データを企業に提供、販売し、排出削減の「見える化」を支える収益事業も狙う。

陸自ヘリにレーザー照射 静岡上空、夜間訓練中に10分間

陸自ヘリにレーザー照射 静岡上空、夜間訓練中に10分間

陸上自衛隊第1ヘリコプター団(千葉県木更津市)は12月17日、第1輸送ヘリコプター群のCH-47JA 1機が、静岡県裾野市上空でレーザーを約10分間照射されたと発表した。夜間飛行訓練中の出来事で、乗員5人にけがはなく、機体の損傷も確認されなかった。

政府、国際標準戦略で官民新枠組み ハイレベルフォーラム設立

政府、国際標準戦略で官民新枠組み ハイレベルフォーラム設立

国際標準づくりに戦略的に関わろうと、政府は官民連携の新枠組み「官民ハイレベルフォーラム」を近く立ち上げる。内閣府と経団連が事務局を担い、2026年1月にも初の総会を開く予定だ。技術の優位を市場の勝ち筋へつなぐ「舞台裏」を、官民で組み直す。

EU、2035年エンジン車規制を緩和案 CO2削減目標90%に

EU、2035年エンジン車規制を緩和案 CO2削減目標90%に

EU欧州委員会は2025年12月16日、新車のエンジン車を2035年から原則禁止する「100%削減」の方向性を緩め、CO2排出の削減目標を90%に改める案を示した。規制の最終決定はこれからだが、日本のメーカー各社は、欧州での車種配分や生産体制をどこまで組み替えるべきか、前提の置き直しを迫られている。

財務省、森友公文書を追加開示 改ざん期メール3.5万頁

財務省、森友公文書を追加開示 改ざん期メール3.5万頁

財務省は17日、学校法人・森友学園(大阪市)への国有地売却を巡る公文書を追加で開示した。5回目となる今回は、公文書改ざんが行われた時期のメールなど約3万5千ページが対象だという。文書の束が厚くなるほど、焦点は「改ざんが、どの階層の判断で動いたのか」に戻ってくる。

政府、重要物資確保へ「官民協議会」新設 守秘義務を強化

政府、重要物資確保へ「官民協議会」新設 守秘義務を強化

政府は2025年12月16日、経済安全保障推進法の改正を検討する有識者会議で、レアアース(希土類)など重要物資の確保策を詰める「官民協議会」を新設する方向性を示した。参加企業には国家公務員並みの守秘義務を課し、機密性の高い情報を共有できる枠組みにする。共同通信やテレビ朝日が報じた。

中国軍機の照射受け連携強化へ 小泉防衛相、英比と協議調整

中国軍機の照射受け連携強化へ 小泉防衛相、英比と協議調整

中国軍機が航空自衛隊機にレーダー照射を行ったとされる事案を受け、小泉進次郎防衛相は英国、フィリピンの国防相と近く電話会談する方向で調整している。ライブドアニュースは、韓国の国防相とも電話会談を模索し、日本の見解への理解を広げたい意向だと伝えた。一方、防衛省は12月6日に沖縄本島南東の公海上空で、中国海軍空母「遼寧」搭載のJ-15戦闘機が、F-15戦闘機に2回レーダー照射したと発表している。

2025年度補正予算が成立 政府、物価高対策に18兆円

2025年度補正予算が成立 政府、物価高対策に18兆円

2025年度補正予算が12月16日、参院本会議で可決され成立した。一般会計の歳出は18兆3034億円で、物価高対策を軸に電気・ガス代支援や子ども1人当たり2万円の給付などを盛り込む。第219臨時国会は延長せず12月17日に閉会する。

防衛省市ケ谷周辺で外国人取得9.4% 内閣府調査、制度の穴浮上

防衛省市ケ谷周辺で外国人取得9.4% 内閣府調査、制度の穴浮上

内閣府は12月16日、安全保障上重要な施設周辺などでの外国人による土地・建物取得の調査結果(2024年度)を公表した。東京都新宿区の防衛省市ケ谷庁舎周辺では309件に上り、区域内取引の9.4%を占めたという。自衛隊の指揮中枢に当たる場所でありながら、売買時の事前届出を義務付ける「特別注視区域」ではない点が、制度の“穴”として改めて議論を呼んでいる。

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