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レアアースの対日供給が、締め付け一辺倒ではない形で動いた。中国当局が1月に軍民両用品目の対日輸出規制を強化した後も、7種類のレアアースを含む対日輸出が複数許可されたことが6日分かった。一方で、日中間の輸出入は鉱工業分野を含め通関の遅れが目立ち、企業の調達や出荷にじわりと影響が出ている。
対日レアアース輸出 複数許可
通商筋によると、規制強化後に中国側がレアアースの対日輸出を複数認めた。輸出停止や全面禁輸が懸念されたが、現時点で一律の禁輸には踏み込んでいない形だと共同通信が報じている。
規制の起点は1月6日で、中国商務省が軍民両用(デュアルユース)品目の対日輸出管理を強化し、即日実施した。対象はレアアースの一部に加え、レアメタルや電子機器など幅広い品目に及ぶとされる。
通関遅延相次ぐ 追加資料要求も
一方で、日中間貿易は輸出入とも通関の遅れが相次いでいる。とくに鉱工業分野で滞りが出ているとされ、製造業のサプライチェーンには「届くかどうか」だけでなく「いつ届くか」という不確実さが加わった。
手続き面でも負荷が増している。1月下旬には、対日レアアース輸出をめぐり用途や販売業者などの追加資料提出が求められているとの指摘が出ており、中国側は記者会見で輸出管理の立場を説明した。規制強化に対し、日本政府は撤回を求め「受け入れられない」との姿勢を示してきた。
今回の動きが示すのは、供給を止める脅しよりも、許可と遅延を組み合わせて企業の計画を揺らす手法の効き目である。資源の確保は調達先の分散だけでは足りず、在庫の持ち方、用途の見える化、代替材の開発を含めた平時の設計が競争力を左右する局面に入った。輸出管理の「運用リスク」へどう向き合うかが問われている。
