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中国が次期WHO事務局長選に候補者を擁立する方針だと、ロイターが2026年10月6日、外交筋4人と関係者1人の話として報じた。擁立予定者としてソン・リー氏の名前が挙がる一方、別の報道では候補者名を巡る情報が食い違っている。次期事務局長は2027年5月の世界保健総会で任命される予定だ。
候補者名に異なる情報、正式一覧は10月29日以降
ロイターは、公衆衛生当局の高官で、母子保健政策と国際協力に約20年の経験を持つソン・リー氏を擁立予定者として報じた。一方、Health Policy Watchは、中国がすでに中国人保健当局者を推薦したと伝えたものの、ソン氏が候補だとする情報源と、同氏の立候補を否定する情報源があるとしている。
WHOの公式日程では、推薦提出期限は9月24日午後6時(中央欧州夏時間)だった。正式公表前でも推薦国の要請があれば「候補予定者」として掲載できるが、10月7日時点のWHOサイトには6人が掲載され、中国候補は含まれていない。未掲載だけで推薦の有無を判断することはできない。
候補者名と推薦資料は10月29日以降から11月上旬に正式公表される予定。その後、2027年1月に執行理事会が最大3人を世界保健総会に推薦する。現職テドロス事務局長の第2期は同年8月15日に終了し、次期事務局長は16日に就任する予定だ。
米国の資金拠出終了で組織再編が進むWHO
米政府は2026年1月22日にWHOからの正式離脱を完了し、資金拠出と統治機関への参加を終了したと発表している。一方、WHOは現在も米国の脱退通知について、統治機関による検討待ちと注記している。
ロイターによると、WHOは最大の資金拠出国を失い、活動縮小や幹部ポスト削減、人員削減を進めている。同通信が取材した外交筋は、中国が米国の後退による空白を埋めようとしているとの見方を示したが、中国政府が公表した擁立理由ではない。
参考・出典
- Exclusive-China plans late entry into WHO leadership race, sources say By Reuters
- BREAKING: China Has Nominated Candidate for WHO Director General Whose Name Remains Undisclosed
- Election of the WHO Director-General
- Documents concerning the election process for the WHO Director-General
- Frequently asked questions
- HHS Fact Sheet: U.S. Withdrawal from the World Health Organization
- WHO statement on notification of withdrawal of the United States
