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ふるさとチョイスを運営するトラストバンクは、2026年10月26日公表の第3報で、自治体・返礼品取扱事業者向けの寄附管理システムを同日から順次再開すると発表した。新規寄附の受付は停止したままで、寄附者向けサイトの安全対策と検証を続けている。返礼品の配送には遅れが生じる可能性がある。
既存の寄附確認と発送手配を順次再開
管理システムの再開により、受け付け済みの寄附情報の確認や返礼品の発送手配が順次進められる。ただし、自治体や返礼品によっては発送手続きに時間がかかり、配送が遅れる可能性がある。同社は、外部の専門家・専門機関の協力を得て必要な安全対策と検証を実施し、運用再開に向けた安全性を確認したと説明している。
第3報では再開日を「10月26日から」としている一方、同日16時30分更新の公式FAQには「10月25日」と記載されている。公式資料間で日付が食い違っており、実際の運用開始日の扱いは確認できていない。
寄附者向けサイトの再開時期は、決まり次第知らせるとしている。ワンストップ特例申請や確定申告についても、支障が生じないよう復旧に取り組むと説明しているが、具体的な再開のめどや手続きは今後案内する。
流出項目を個別通知、全会員のパスワードを無効化
同社の10月20日付発表によると、10月19日に通常とは異なるアクセス傾向を把握し、10月17日の不正アクセスを確認した。関連サービスは10月19日15時50分に停止した。会員情報4,454,097件の外部流出が確認され、対象項目には氏名、メールアドレス、住所、電話番号、ハッシュ化されたパスワード、寄附控除試算額が含まれる。件数や内容は今後の調査で変動する可能性がある。
10月23日の第2報では、前回公表のうち5名について、ポイント履歴、寄附履歴、生年月日、送付先、カード情報の一部など、追加の情報項目の流出が判明した。各項目の対象者には重複がある。
同社は10月21日から、流出が確認された情報項目、または流出が確認されていない旨を個別メールで通知している。公式FAQでは、流出が確認された控除関連情報は「控除上限試算額」であり、入力した年収や家族構成の流出は確認されていないと説明する。全会員の現在のパスワードは無効化しており、サービス再開後に新たな設定を求める。
カード情報については、2名の下4桁、名義、有効期限の流出を確認した。同社は、これらの情報だけでは決済できず、表示時に決済代行会社から取得する仕組みで、自社システムには保存していないと説明している。
同社によると、10月20日に個人情報保護委員会へ報告し、翌21日には所轄警察署に被害届について相談した。
