イラン・テヘラン北部エビン刑務所 爆撃で損傷か、拘束中の日本人記者と重なる

テヘランのエビン刑務所が爆撃で損傷 拘束中のNHK支局長の安否懸念

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テヘラン北部にあるエビン刑務所の一部が、爆撃で損傷した可能性がある。フジテレビ系FNNは4日、収容者の証言として、刑務所の近くで爆撃があり、建物の窓や天井に穴が開いたとの情報が出ていると伝えた。米国とイスラエルによる攻撃が続くなかで、拘束中のNHKのテヘラン支局長の所在とも重なるとして波紋が広がっている。

エビン刑務所周辺 爆撃被害情報

FNNによると、報道の根拠となったのは、エビン刑務所に収監されている英国人が家族に伝えた内容だ。刑務所の周辺で爆撃があったあと、施設の一部に損傷が出たという。

戦闘の影響で、刑務所内の食料や水が不足する懸念も指摘されている。政治犯の収容先として知られる施設だけに、外部との連絡が細りやすい状況も重なる。収容者の安全確保や医療体制が保たれているのかが焦点になる。

エビン刑務所は、反体制派や人権活動家に加え、外国籍の収容者が入る例もあるとされる。国際人権団体は、拘禁施設は民間施設として保護されるべきだとの立場から、過去の攻撃事例では独立調査を求めてきた。

拘束邦人の所在 安全確認急務

テレビ朝日系ニュースは2月、米政府系メディアの報道として、NHKのテヘラン支局長が現地当局に拘束され、テヘラン市内の拘置施設に移されたと伝えた。拘束の理由や詳しい状況は明らかになっていない。

この支局長については、その後に複数の海外メディアが移送先としてエビン刑務所の名を挙げていた。今回の被害情報が事実なら、戦闘の拡大が拘束事案のリスクを直接押し上げる形になる。

軍事衝突が続く局面では、拘禁施設の管理体制が揺らぎやすい。収容者の生命と健康を守るには、当局が被害の有無や医療・補給の状況を具体的に示し、外部からの確認手段も確保する必要がある。邦人保護の観点でも、所在の特定と面会を含む安全確認を急ぐことが欠かせない。

参考・出典

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