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有人月周回飛行を担う宇宙船「オリオン」を、福井県あわら市から追跡する。福井工業大学は2月4日、米国主導の「アルテミス2」で飛行するオリオンの電波を受信し、軌道確認などに役立てる国際プロジェクトに参加すると発表した。大学の地上局が深宇宙の“管制網”に組み込まれる点が異例だ。
アルテミス2追跡網参加 日本唯一の大学地上局
福井工業大学あわら宇宙センターによると、NASAは受信技術や運用体制などを審査し、14か国34の組織・個人を選んだ。同センターは日本から参加する唯一の大学地上局になる。
ミッションは4人が搭乗し、月を周回して地球へ戻る計画で、打ち上げは現地時間2月6日以降(日本時間では6日夜から7日にかけて)とされる。NASAは追跡協力を含む地上設備について、14か国にまたがる計47の地上アセットを活用するとしている。
参加局はオリオンからの信号を受け、周波数の変化(ドップラー)などのデータをNASAへ送る。受信点を世界に分散させ、深宇宙通信を支える仕組みを実地で確かめる狙いもある。
口径13.5メートルアンテナ運用 軌道確認データ送信
同大は、あわらキャンパスで運用する口径13.5メートルのパラボラアンテナを使う。受信した信号のドップラー情報は、宇宙船が想定した軌道を進んでいるかを見極める材料になる。
AP通信によると、アルテミス2は極端な寒波などを受けて関連作業が遅れ、打ち上げ時期が後ろ倒しになってきた経緯がある。計画の変動が続く中でも、飛行中の追跡とデータの取り回しは安全運航の根幹であり、地上局側の準備と信頼性がいっそう問われる。
月周回の追跡に大学の設備と人材が加わる流れは、深宇宙通信が「一部の国家機関だけの専業」ではなくなる転換点を意味する。観測点の多様化は冗長性を高め、探査の継続性を底上げする。日本は機器整備だけでなく、運用を担える人材の厚みをどう作るかが最大の焦点となる。
参考・出典
- 福井工業大学あわら宇宙センター、NASA (米国航空宇宙局)有人月探査ミッション Artemis II に参加 ― 国際的な追跡活動に貢献 ― | あわら宇宙センター | 福井工業大学
- NASA Selects Participants to Track Artemis II Mission – NASA
- Final Steps Underway for NASA’s First Crewed Artemis Moon Mission – NASA
- NASA delays first Artemis moonshot with astronauts because of extreme cold | AP News
