有人月飛行アルテミス2が地球への帰還軌道へ 月の重力圏を離脱
NASAの有人月飛行試験「アルテミス2」で、4人を乗せたオリオン宇宙船が4月7日午後1時23分ごろ(米東部時間、日本時間8日午前2時23分ごろ)に月の重力圏を離れる節目を迎えると、NASAの同日付飛行日誌が示した。6日の月フライバイを終えた機体は地球へ戻る自由帰還軌道に入り、AP通信も7日、乗組員が帰路を続けていると伝えた。
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NASAの有人月飛行試験「アルテミス2」で、4人を乗せたオリオン宇宙船が4月7日午後1時23分ごろ(米東部時間、日本時間8日午前2時23分ごろ)に月の重力圏を離れる節目を迎えると、NASAの同日付飛行日誌が示した。6日の月フライバイを終えた機体は地球へ戻る自由帰還軌道に入り、AP通信も7日、乗組員が帰路を続けていると伝えた。
NASAは4月6日、有人月探査計画「アルテミス2」の宇宙船オリオンに乗る4人の宇宙飛行士が、人類の地球からの最遠到達記録を更新したと発表した。記録は月の裏側を回るフライバイの最中に塗り替えられ、ミッションはその後、地球への帰還行程に入った。
NASAの有人月飛行ミッション「アルテミス2」で、4人を乗せたオリオン宇宙船が米東部時間4月2日、地球周回軌道を離れて月へ向かう軌道投入を終えた。打ち上げ直後の初期確認を経て、飛行は実際の有人月フライバイに向かう段階へ進んだ。有人宇宙船が地球周回軌道の外へ出るのは、アポロ17号以来およそ50年以上ぶりとなる。
AP通信とアクシオスによると、NASAの有人月探査前段ミッション「アルテミス2」は4月1日(日本時間4月2日朝)、フロリダ州ケネディ宇宙センターからSLSロケットで打ち上げられた。アポロ計画以来長く途絶えていた有人月飛行が再び動き始めたことになる。
NASAは、有人月フライバイ任務「アルテミス2」の打ち上げ目標を4月1日午後6時24分(米東部時間、日本時間2日午前7時24分)以降としている。AP通信は3月31日、ロケットはフロリダ州ケネディ宇宙センター39B発射台で良好な状態にあり、打ち上げ時の天候は80%の確率で好条件になるとの見通しを伝えた。実現すれば、1972年のアポロ17号以来、半世紀超ぶりの有人月飛行となる。
月面着陸そのものより先に、まず有人飛行を安全に通せるかがアルテミス計画の足元を左右している。NASAは2026年3月12日、4人を乗せて月を巡る「アルテミス2」の打ち上げを、早ければ4月1日にフロリダ州のケネディ宇宙センターから試みる方針を示した。度重なる技術対応で後ろ倒しになっていた日程は、ここでようやく次の判断段階に入る。
有人月周回飛行を担う宇宙船「オリオン」を、福井県あわら市から追跡する。福井工業大学は2月4日、米国主導の「アルテミス2」で飛行するオリオンの電波を受信し、軌道確認などに役立てる国際プロジェクトに参加すると発表した。大学の地上局が深宇宙の“管制網”に組み込まれる点が異例だ。
月周回の有人ミッション「アルテミス2」の打ち上げが、燃料系トラブルで3月以降にずれ込む。米航空宇宙局(NASA)が現地時間3日(日本時間4日)に延期を発表した。2月上旬の打ち上げをにらみ、発射手順を本番同様に確認する最終段階の試験まで進んでいただけに、計画全体の工程管理が改めて問われている。