福井工大、有人月探査「オリオン」追跡へ アルテミス計画に参加
有人月周回飛行を担う宇宙船「オリオン」を、福井県あわら市から追跡する。福井工業大学は2月4日、米国主導の「アルテミス2」で飛行するオリオンの電波を受信し、軌道確認などに役立てる国際プロジェクトに参加すると発表した。大学の地上局が深宇宙の“管制網”に組み込まれる点が異例だ。
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有人月周回飛行を担う宇宙船「オリオン」を、福井県あわら市から追跡する。福井工業大学は2月4日、米国主導の「アルテミス2」で飛行するオリオンの電波を受信し、軌道確認などに役立てる国際プロジェクトに参加すると発表した。大学の地上局が深宇宙の“管制網”に組み込まれる点が異例だ。
欧州の重要な通信衛星が、軌道上から「盗み聞き」されている恐れが出てきた。ロシアの衛星が欧州の複数の衛星に異常接近し、地上局とのやり取りを傍受できる位置取りを続けているという。宇宙空間の監視と防御が、電力網や海底ケーブルと同じ社会インフラの課題になりつつある。
有人月周回ミッション「アルテミスII」を控え、宇宙船「Orion」の追跡体制に日本企業が加わる。スカパーJSATは1月26日、Orionからの「一方向ドップラー測定」信号を受信する地上局として選定された。アジアの民間企業で同社のみという“指名”は、月圏(シスルナ)運用が官主導から多層化する流れを映す。