イラク、イラン国境のシーブ検問所を閉鎖 密輸対策で治安体制見直し、旅客と貨物の通行停止

イラク、イラン国境のシーブ検問所を閉鎖 密輸対策で治安体制見直し、旅客と貨物の通行停止

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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イラクがイランとの国境にあるシーブ検問所を閉鎖した。10月21日配信のロイターによると、イラクの国境当局者は、治安体制を評価し、禁止物品の密輸を防ぐ検査装置を設置するためだと説明した。旅客や商用トラックなどの通行が停止されている。

旅客・貨物の通行を停止、他の検問所では貿易継続

The Nationalによると、閉鎖は2026年10月21日午前6時(現地時間)に始まった。ロイターの取材に応じた検問所関係者2人は、旅客、車両、商用トラックの通行を追って通知があるまで停止すると説明した。

シーブはイラク南東部のマイサン県に位置する。The Nationalによると、食品や建材の輸送のほか、ナジャフやカルバラへ向かうイラン人巡礼者の移動にも使われている。今回の閉鎖は、こうした物流と人の往来に関わる措置となる。

閉鎖の背景について、ロイターが取材した国境当局者は、シーブの既存の治安対策は弱く、不十分だと述べた。一方、964mediaが伝えたイラク国営通信への発言によると、イラク政府報道官のハイダル・アブーディ氏は、技術面・物流面の準備不足を理由に挙げ、検問所の能力改善が目的だと説明した。同氏は、対イラン国境のほかの複数の検問所では貿易が円滑に続いているとも述べている。

一方、964mediaやアルジャジーラは、他の対イラン国境検問所も段階的に閉鎖されるとの政府関係者の情報を伝えた。ただし、追加閉鎖の具体的な対象や実施時期は明らかになっていない。

イラン側からは、閉鎖の通知を巡る説明が出ている。The Nationalによると、イラン内務省報道官は事前通知がなかったと述べた。同報道官の説明では、数時間の治安上の閉鎖には事前通知は不要だが、1日を超える場合は二国間合意に基づく通知が必要になる。

代替経路として、イラン側当局者のバリオラ・ハヤティ氏は、旅客とトラックにシャラムチェ検問所の利用を勧めた。ロイターが伝えた。シーブのイラン側での名称はチャザベで、ロイターがイラン労働通信の報道として伝えたところによると、同氏はイラン内務省とイラクの地方当局が運用再開について協議していると説明した。再開時期は明らかになっていない。

参考・出典

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