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イスラエル軍は3月8日未明、レバノン首都ベイルート西部ラウシェ地区のホテルを攻撃し、イラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊幹部を狙った作戦だと発表した。南部や南郊に集中していた攻撃が首都中心部に及び、レバノン保健省がこの1週間の死者を394人とするなか、戦線拡大が一段と鮮明になった。
首都攻撃 標的はコッズ部隊幹部
ロイターによると、イスラエル軍は標的をコッズ部隊の幹部5人と説明し、情報や資金面を担う要員も含まれていたという。現場はラマダ・プラザ・ホテルの一室とみられ、未明の爆発で建物外壁や周辺区画にも被害が広がった。
レバノン保健省はこの攻撃で4人が死亡し、10人が負傷したと発表した。全国では直近1週間のイスラエル軍攻撃による死者が394人に達し、子ども83人、女性42人を含むとした。ただ、同省の集計は民間人と戦闘員を区別していない。
イスラエル軍報道官は、戦闘再燃後に殺害したヒズボラ戦闘員は約200人に上ると主張した。ヒズボラ側は戦闘員の損失全体を示しておらず、人的被害の実像はなお見えにくい。
作戦拡大 対イラン色濃く
今回の攻撃は、これまでヒズボラ拠点が集中する南部やベイルート南郊を中心としてきたイスラエル軍の作戦が、市街地の海岸地区にまで広がったことを示した。AP通信は、戦闘再開後に首都の市街地が狙われたのは初めてだと伝えている。
背景には、今週に入ってヒズボラが1年超ぶりにイスラエルへの攻撃を再開し、イスラエルがレバノン南部、東部、首都周辺への空爆を強めている流れがある。標的がヒズボラの前線部隊だけでなく、イランの連絡・指揮網に広がっている点も今回の特徴だ。
首都中心部への攻撃は、イスラエルがレバノンでの作戦を局地的な対ヒズボラ打撃から、イラン系組織の中枢を狙う段階へ進めつつあることを映す。避難民が集まる市街地まで危険が広がれば、民間被害と国内の混乱はさらに増し、停戦を仲介する余地も狭まりやすい。
