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フィリピンで4月に予定される米比陸軍の年次合同演習「サラクニブ」に、陸上自衛隊が初めて本格参加する見通しとなった。フィリピン陸軍が現地時間2月16日(日本時間同日)までに示した計画では、陸自約300人が加わり、オーストラリア軍も参加する方向だ。日米比に豪州を加えた地上部隊の連携は、中国の海洋進出をにらんだ抑止力強化の色彩をいっそう強めている。
陸自300人規模で参加へ 米比演習、多国間訓練へ拡張
ABS-CBNやフィリピン通信社によると、演習はフィリピン陸軍と米陸軍太平洋軍が中心となって実施し、今年の第1回は全体で約5,000人規模になる見込みである。陸自が継続的な視察や交流ではなく、一定規模の部隊を伴って加わるのは節目といえる。
サラクニブは2016年に始まった陸上戦力の共同訓練で、近年は島しょ防衛、指揮統制、兵站、火力運用など、南シナ海情勢を意識した内容が増えてきた。従来は米比二国間が軸だったが、日本と豪州の参加で、地域の連携網を示す性格が一段と濃くなる。
日比相互往来協定が後押し 協力、実動段階へ前進
日本外務省によると、日比の相互往来協定は2025年9月11日に発効した。自衛隊とフィリピン軍が相手国で訓練や災害対応を行う際の手続きを整える枠組みで、今回の参加はその実効性を示す案件となる。両国は防衛相会談でも、東シナ海と南シナ海での一方的な現状変更に反対する立場を確認してきた。
日本はこれまで海上・航空分野でフィリピンとの連携を積み上げてきたが、地上部隊の本格参加は協力の段階が一つ進んだことを示す。4月の演習で指揮統制や後方支援の結び付きがどこまで深まるかは、今後の日比豪米の安全保障協力を測る材料になりそうだ。
