マクドナルドのAI価格推奨システムに集団訴訟要求 原告は加盟店との共謀を主張

マクドナルドのAI価格推奨システムに集団訴訟要求 原告は加盟店との共謀を主張

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米マクドナルドは、AIを使った価格推奨の仕組みにより、加盟店と直営店のメニュー価格を違法に調整したとの主張で、シカゴの連邦裁判所に提訴された。ロイターが2026年10月5日付で報じた。原告は全米の顧客を代表する集団訴訟の認定を求めている。マクドナルドは主張を否定し、加盟店が価格を独立して決めると説明している。

非公開データを使う共通システムが争点に

ロイターが伝えた訴状によると、原告は、マクドナルドが非公開データで学習させたアルゴリズムを使い、独立した加盟店との間で価格設定を共謀したと主張している。

原告はイリノイ州の顧客Michael Thomasで、10月2日(現地時間)にイリノイ州北部地区連邦地裁へ訴状を提出した。損害賠償と問題とする行為の差し止めを求め、全米の顧客を代表する集団訴訟の認定も求めている。

訴訟は、9月29日付のロイターによる価格推奨システムの取材報道を引用している。同報道は、8月に撮影されたシステム画面と関係者9人への取材を基に、米国の約1万4000店舗で発生する1日数百万件の取引を機械学習で分析し、店舗・商品ごとの推奨価格を生成する仕組みだと伝えた。画面には地域の顧客の価格感応度や、近隣競合店の公開メニュー価格も表示されていた。

会社は加盟店の最終判断を強調

マクドナルドは10月1日付の公式説明で、ツールは店舗別の推奨情報を提供するだけで、価格そのものを設定・変更せず、加盟店に採用義務もないと説明した。

同社は、個人別の支払意思に基づく価格設定や、リアルタイム・時間帯別の価格変更も行わないとしている。

提訴後、ロイターが10月5日に伝えた会社声明でも、原告の主張は推測的で事情を踏まえていないと反論し、価格は加盟店が独立して決定するとの立場を示した。

参考・出典

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