ミネソタ州ミネアポリスで連邦移民当局がICU看護師を射殺、NRAが全面調査要求

NRAがトランプ政権へ調査要求、移民当局による看護師射殺めぐり

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ミネソタ州ミネアポリスで現地時間24日午前9時ごろ(日本時間25日午前0時ごろ)、連邦の移民当局者により集中治療室(ICU)看護師のアレックス・プレティ氏(37)が射殺された。動画が当局説明と食い違う中、銃所持権を掲げる全米ライフル協会(NRA)が25日、トランプ政権に「全面的な調査」を求めた。

連邦職員発砲 動画と当局説明の食い違い

AP通信によると、国土安全保障省(DHS)は、プレティ氏が9ミリ拳銃を持って職員に近づき、武装解除の試みに「激しく抵抗」したため「防衛的発砲」を行ったと説明した。一方で同氏は米国籍で、家族らはミネソタ州での携行許可もある合法的な銃所有者だったとしている。

ピープル誌は、現場動画にはプレティ氏が銃ではなく携帯電話を手にしている様子が映っていると伝えた。AP通信も、動画では手に見える武器が確認できないとしており、家族は政権側が「国内テロリスト」などと決めつけたことに反発し、事実の開示を求めている。

NRAも調査要求 銃携行と正当防衛論

英ガーディアンによると、NRAは他の銃擁護団体と足並みをそろえ、調査前に一般論で「法を守る市民」を悪者扱いすべきではないと主張した。背景には、トランプ政権が任命した連邦検察(カリフォルニア州)のビル・エッセイリ氏が「銃を持って法執行機関に近づけば、合法的に射殺され得る」とSNSで示唆したことがある。

また、ミネソタ州の銃権利団体MN Gun Owners Caucusも24日付の声明で、致死的武力に至った経緯は独立した検証が必要だとして、州・連邦双方による「全面的で透明性の高い調査」を要求した。抗議活動の場でも憲法上の権利は消えない、との立場を明確にしている。

今回の争点は、銃規制の是非というより「合法的な銃携行」と「公権力の武力行使」の境界がどこに引かれるのかにある。説明と映像のズレを放置すれば、抗議や監視活動を萎縮させるだけでなく、治安機関への信頼そのものを損なう。独立性の高い検証枠組みが問われている。

参考・出典

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