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自民党の小野寺五典元防衛相が、ウクライナの迎撃ドローンや電子戦を巡る技術・運用の知見を得るため、首都キーウを訪問する予定だ。共同通信が2026年9月30日付の記事で関係者の話として報じた。軍・政府関係者との会談や防衛関連企業の視察を予定しており、無人機分野の協力は可能性を探る段階にある。
迎撃ドローンと電子戦の現場を視察へ
共同通信によると、小野寺氏は10月1日までの滞在中、迎撃用無人機の生産企業と電子戦関連企業を訪れ、ロシア軍の攻撃を受けた現場も視察する予定だ。
ウクライナでは、ロシアが投入するジェットエンジン搭載の高速無人機への対処が課題となっている。ウクライナ大統領府は9月25日、高速迎撃機の試験結果を踏まえて生産を加速していると発表。国防省も、2026年に42種類の迎撃用無人機を新たに運用認可したとしている。
日本政府は国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の安全保障関連3文書を年内に改定する方針で、無人機の大量運用を含む「新しい戦い方」への対応を検討している。共同通信は、小野寺氏が現地で得た知見をこうした議論に生かす狙いがあると伝えている。
ステファンチュク議長の招待で訪問
今回の訪問は、ウクライナのステファンチュク最高会議議長の招待を受けて決まったとされる。小野寺氏はキーウ入りに先立ち、ポーランドで同議長と会談したという。
共同通信は、ロシアと北朝鮮の連携についてもウクライナ側から説明を受け、対応策を協議するとみられると報じている。現時点でキーウ訪問の実施完了や、無人機技術を巡る具体的な合意は確認されていない。
