米検察、OpenAI録音装置事件でサウジ政府の支援を指摘 元従業員は逃亡リスクで勾留継続

米検察、OpenAI録音装置事件でサウジ政府の支援を指摘 元従業員は逃亡リスクで勾留継続

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OpenAI元従業員のアルフォザン被告による録音装置設置容疑を巡り、米検察は被告がサウジ政府から相当な支援を受けているように見えると主張し、勾留継続を求めた。AFPによると、米連邦裁判所の判事は2026年10月19日(現地時間)、逃亡の危険性を理由に被告の釈放要求を退けた。

政府との関係を逃亡リスクの根拠に

CNAに掲載されたロイター配信によると、検察は被告がサウジ政府から「相当な支援を受けているように見える」と主張した。サウジ王族と頻繁に連絡を取り、サウジ軍関係者が被告の妻と息子のサウジ行き片道航空券を支払ったとしている。

APとAFPによると、検察は10月18日(現地時間)に提出した書面で、逃亡の危険性を理由に公判までの勾留継続を求めた。

一方、弁護側は航空券が録音装置の設置とされる時点より2週間以上前に購入され、家族の渡航は育児休暇に伴うものだったと説明している。自宅拘束、GPS監視、渡航制限、旅券の提出を条件とした釈放も提案したが、裁判所は認めなかった。

ロイターによると、サウジ政府のメディア窓口はコメント要請に直ちには回答しなかった。今回の勾留継続は逃亡リスクに関する判断であり、政府による録音指示や被告の有罪を認定したものではない。

機密情報を扱う会議室で装置発見

米司法省が2026年10月13日に発表した内容によると、サウジ国籍のアルフォザン被告(35)は10月9日に逮捕され、電子機器などを使って口頭の会話を傍受した、または傍受しようとした罪で訴追された。

訴状によれば、録音装置はサンフランシスコにあるOpenAIの幹部用会議室で発見された。この部屋では独自研究や製品計画などの機密情報が扱われていた。装置はテレビ背面のUSBポートに差し込まれ、トイレットペーパーで隠されていたという。

OpenAIは、現時点でモデルの重み、ソースコード、顧客データの不正取得や持ち出しを示す情報は確認していないと説明している。

AFPによると、検察は捜査が継続中であり、追加の重大な訴追につながる可能性があると説明した。司法省は、訴状の内容は犯罪の申立てであり、有罪が証明されるまで被告は無罪と推定されると明記している。

参考・出典

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