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埼玉県警の警察官ら職員約1万3千人の個人情報が、災害時の安否確認システムの提供元への不正アクセスによって漏えいした可能性がある。埼玉新聞が2026年10月18日、16日の県警への取材をもとに報じた。県警は13日、運営会社のアルカディアから情報漏えいの可能性について通知を受けていた。
氏名や所属、個人のメールアドレスを登録
県警は災害時に職員の安否を確認するため、アルカディアのシステムを利用していた。埼玉新聞が伝えた県警の説明によると、登録されていたのは警察官ら職員約1万3千人の氏名、所属、個人のメールアドレス。同システムには、警察職員以外の個人情報は登録されていなかったという。
県警への通知は10月13日、アルカディアからメールで届いた。不正アクセスに伴い、登録情報が外部に漏えいした可能性を知らせる内容だった。
アルカディアは侵入経路を遮断、影響範囲を調査
アルカディアは、同社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」に対する第三者の不正アクセスと、個人情報が漏えいした可能性を公式に公表している。
同社によると、10月11日午後4時30分に不審な挙動を確認し、12日午前3時ごろに侵入経路を塞ぐ応急措置を実施した。13日には一部サービスを緊急停止し、15日午後に停止対象のサービスが復旧したと発表した。情報漏えいの影響範囲については引き続き調査している。
一方、埼玉県警が利用するシステムの個別の稼働状況や、実際に漏えいした職員情報の件数は明らかになっていない。
埼玉新聞によると、県警への取材時点で情報の不正利用は確認されていなかった。約1万3千人分の情報についても漏えいの可能性が報じられた段階であり、流出が確定したものではない。
